梅雨の季節に見事な鞠型の花を咲かせるアジサイ。庭に植えると風情がありとても人気ですが、地植えにしているとどんどん大きくなる性質があります。
この記事では、アジサイを小さく保って育てたい方向けに、方法を調べてまとめました。
アジサイを小さく育てるには?
紫陽花は地植えにするとかなり大きく育ちます。ですが、花壇が狭かったり、他の植物との兼ね合いで小さく育てたい方にとってはアジサイが育ちすぎることは困りものかもしれません。アジサイを小さく保つにはどうすればよいのでしょうか。
まず、最も手っ取り早いのが剪定を行って小さく保つことです。アジサイはもともと、来年の花つきをよくするために剪定を行う植物です。花が咲いたあとの枝は、翌年の花のために剪定します。
毎年きちんと剪定を行っていれば、ある程度は株が小さく保たれます。
しかし、花後の剪定を毎年行っていても、アジサイは育つのが速く、剪定したところからまたぐんと成長します。剪定する量より育つほうが速いということもあるでしょう。
その場合は、強めの剪定を行う必要があります。
横に広がるように生えてくる新しい枝も、落とすのは心苦しいですが、株立ちを防ぐことで紫陽花が大きくなりすぎるのを防ぐことができます。
剪定をする際に、枯れてしまうのが不安な場合は、剪定した枝を挿し木して予備としてとっておくのもよいでしょう。
さらに、栽培スペースが限られていて最初から大きく育てたくないのであれば、あらかじめ小型の紫陽花を選んで栽培するのがよいでしょう。ヤマアジサイという紫陽花には小さいものが多く、花の形のバリエーションもあり、狭いスペースでも、そこに合わせた好みの紫陽花が育てられますよ。
ちなみに、鉢植えの紫陽花は鉢の植え替え時期に根っこを崩して小さくするという方法があります。根詰まりを防ぐことができ、株も小さく保てるので、鉢植えをする場合は試してみてください。
まとめ
いかがでしたか?今回はアジサイを小さく保ちながら育てる方法について調べたことをまとめました。剪定を行うには勇気がいりますが、アジサイにとっても人間にとっても、気持ちの良い環境にするためには必要です。