冬の間開花して私たちを楽しませてくれたシクラメンの花を、夏越させようとする方も多いはず。

休眠法と非休眠法のいずれかの方法でシクラメンの夏越しをしたのにもかかわらず、夏越に失敗してしまった、なんて経験はありませんか?

今回はシクラメンの花の夏越しの失敗原因について考えていきたいと思います。

シクラメンの花の夏越し失敗の原因は?

シクラメン 夏越し 失敗

まず、シクラメンの花を夏越させようとしても、その成功率はだいたい40%から60%ほどで必ずしも夏を越せると言うことではないと言うことを覚えておいてください。

夏越に失敗したシクラメンの球根は触った時にぶよぶよとしています、しかし他が枯れてしまってもこの球根がぶよぶよしていなければ夏越成功と考えてよいと言われています。

ではなぜ夏越が失敗してしまうのでしょうか?

日本のジメジメとした暑い夏や夏前の梅雨時期がその大きな原因、シクラメンの花は原産国が北アフリカの中近東地中海沿岸、とても寒くて乾燥した地域なんです、つまりシクラメンは日本の夏の暑さにとても弱く、梅雨時期の湿度にも弱いため、しっかりと管理していても防げなかった可能性が、シクラメンの夏越失敗の原因となってしまうのです。

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夏越させたいと考えるなら雨や湿気からは徹底して守らなければなりません。

最近の日本の暑さから考えてもシクラメンを夏越させるには『休眠法』を選ぶと良いかもしれません。

と言うのも、休眠法はその名の通り風通しが良く明るい日陰に置いて水やりや肥料などは一切与えずカラカラの状態にまで切らします、もちろんこの場合でも成功率は多くて5割くらい。

しかし非休眠法で行うと水やりや肥料も与えるのですが、どうしてもやり過ぎてしまったり湿気にさらされてしまう環境を作ってしまう可能性は高くなります、そのため基本は放置しておく休眠法でまずは試してみると良いですよ。

まとめ

今回はシクラメンの夏越がなぜ失敗してしまうのかについて考えてきました。

原因は日本のジメジメとした夏の暑さと梅雨時期、どちらの環境下にも弱いシクラメンにとって夏を越せるのは5割程度、成功したらそれはもう心から喜んでOKです。

なかなか難しい夏越ですが、手間が底までかからない『休眠法』で一度試してみても良いかもしれませんよ。