秋から栽培を始めて冬の間は開花を楽しんだ、お花・シクラメン。

夏の暑さに弱いため、夏の間は休眠期を過ごします、今回は冬の間に私たちを楽しませてくれたシクラメンの花が咲き終わった後の手入れの方法を一緒に調べて行きたいと思います!

シクラメンの花が咲き終わったら?

シクラメン 花 終わり

シクラメンの発色の良さや豪華さが終わってしまうのはちょっと寂しい気もしますよね。

しかし正しいやり方を行えば次のシーズンも楽しむことができるようになります。

必ずやってくるこの咲き終わり、じつは『咲いている花の終わり』と『シクラメンのシーズンとしての終わり』という2種類の終わりがあります。

まずは『咲いている花が終わった場合』について見ていきましょう。

花が傷んで枯れ始めたらそれはその花の終わりを意味しています、放っておくと余計な力を使ってしまい次の蕾が育たなくなります、さらにはその花からカビや病気などが発生し、他の花やつぼみにまで移ってしまいます、花が終わりを迎えたら指で球根に近い花茎をつまみひねって取り除きましょう。

続いては『シクラメンのシーズンの終わりの場合』について見ていきましょう。

スポンサードリンク

4月になるとそれはシクラメンのシーズンとしての終わりがやってきます、蕾が無くなり咲いている花が枯れてしまったらその株のシクラメンは最後と言うことになります、球根植物であるシクラメンは球根がしっかりと生きていれば、次のシーズンにも花を咲かせることができます。

しかし夏の暑さや湿気に弱いため、日本の夏の暑さや梅雨時期を超えさせるには少々難しい作業があります、それが『シクラメンの夏越』です、水やりから肥料までの作業の一切を切らす休眠期と、葉を残しながら行う非休眠期が存在しいずれかの方法で適切に行えば、夏越することができます。

しかし近年の日本の夏は湿気もあり酷暑と呼ばれるほど暑い日が続いているのでシクラメンにとっては困難な季節となっています、夏越は必ずしも成功するものではなく、成功するのはだいたい5割程度なのです。

もし夏越を行うのであれば手間を一切かけない『休眠法』を行う方が簡単かもしれません。

風通しの良い涼しい場所で水やり・肥料などを与えず、枯れた葉っぱは取り除きながら夏を超えさせ、秋から植え替え作業を行ってください。

まとめ

今回はシクラメンの花の終わりについて調べてきました。

花の終わりとシーズンの終わりと言う2種類の花の終わりを見てきた今回、やはり終わりは淋しいものですよね、しかしそれぞれの終わりに適切な方法を取ることで次に繋げることができるのもシクラメンの花の特徴です。

しっかりと最後までお手入れし、そして次につながる作業を試してみてはいかがでしょうか?