一般的なカタクリの花のイメージは薄紫色からピンクで、細い花弁が特徴的です。吐かない美しさがあると言われ、それは1株に1つだけしか下向きの花を付けないからだそうです。日が当たっている時は徐々に花弁が開いていき、大きく花弁が反るように開きますが、日陰などの暗い場所ではカタクリの花は閉じた状態になります。開いた状態のカタクリの花はもちろん美しいのですが、閉じていえる状態のカタクリの花も美しいので、ぜひカタクリの花を見に行ったときには日陰で咲いているカタクリの花にも注目してみて見てください。カタクリは一種類しかありませんが、咲いている地域によって葉っぱや花に模様があったりするものなどさまざまなものがあります。複数カタクリが咲いている地域に行く機会があれば、カタクリを見比べてみていろんな地域の違いを楽しんでみてください。

カタクリ 花 白

【カタクリの花の白色とは?】

基本的にはカタクリの花はピンクや薄紫ですが、たまに白い花も見ます。この白色の花は突然変異でできた色だそうです。突然変異で色素が無くなってしまった花をアルビノと言い、日本では10000本に1本しかないと言われています。白色のカタクリは北米原産のものは最近では園芸店に出ているようです。カタクリというのは北半球に20種類もの花が分布していてほとんどは北アメリカです。たまに日本などの東アジアやヨーロッパアルプスなどにも分布しています。

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ですが、白色や黄色のカタクリの花は海外では多いそうです。特に黄色いカタクリはアメリカ原産が多く、長く伸びて、茎をたくさん出し、黄色い花を一つだけ咲かせるのが特徴です。この花は黄色カタクリやアメリカカタクリとも呼ばれています。

【まとめ】

カタクリの花も下は同じ種類ではあるけれど、育った地域の環境によって色やお花の大きさなど全然違ってくるので面白いですね。日本で見ていたカタクリの花と海外に行ったときに見たカタクリの花では見た目などが全然違ってくると思うのでよく観察してみましょう。