アンスリウムは、熱帯アメリカ原産のサトイモ科アンスリウム属の常緑多年草です。
コロンビアやグァテマラなどに自生している種類は600種類以上もあり、個性が豊かでオリエンタルな雰囲気があります。日本に入ってきているものは高温多湿でアンスリウムの育成に適している台湾で生産されて、輸入されたものが多く出回っています。
アンスリウムの花は赤・ピンクが人気がありますが、落ち着いて清楚な白色も人気があります。
今回は白色のアンスリウムの品種をご紹介します。
【アンスリウムの白!どんな品種があるの?】
アンスリウムの品種は非常に多く、花のように見える仏炎苞の形によって種類分けされます。そして色の違いによっても、分けられています。
<純粋な白色の品種>
・シンシア
・マクアイナ
・プッディング
・シャンパー
・エンジェル
・ブッダグッドネス
・スノーウィー
・モーメント
・プリンセス
・カーナバル
・ルイ
・スノー
これらは濃淡の違いがあり、純白からクリーム色っぽい白もあります。
<白がベースで他のカラーが入っている品種>
・ラムール
・マキシマ
・ファンタジア
仏炎苞の淵にピンク色が入っているものや、肉穂花序も淡いピンク色になっている種類があります。
アンスリウムの白には「熱心」と言う花言葉があります。気品あふれる白いアンスリウムは赤いアンスリウムほどの激しいイメージはありません。しかし上品な女性のような印象の白いアンスリウムは、恋に熱心な姿に見えるのかもしれません。
【まとめ】
白いアンスリウムは仏炎苞が純白の種類や淡いクリーム色っぽいもの、仏炎苞の先端や淵がピンクがかっている種類もあります。純白のアンスリウムには潔白の中に芯の強さがあり、淡い白には優しく温かい雰囲気があります。そして少しピンクが入ると、可愛らしさも感じます。
結婚式場のようなお祝いの場所を彩るのに適しているアンスリウムは、情熱的な赤もいいですが白もぴったりです。