青、紫、赤、ピンクとモダンで色鮮やかな印象が強いアネモネ。その中に白く可愛らしい花色が混じっているのを良く見かけます。色彩豊かなカラーに混じっているため、かえってその可憐さが際立ちます。今回は、そんな白色の品種をご紹介します。
【白いアネモネの品種はどれだけあるの?その特徴とは?】
アネモネの原種は100種類以上あると言われており、日々更新されているようです。良く目が止まりがちな色としては、ビビットな色合いの品種でしょうか。しかし、その中での白いアネモネはとてもインパクトがあります。
「アネモネ・ポルト」は、鉢植えなどに適しており、草丈は10~20cmくらいになり、花付きがとても良い品種です。色は白以外に、赤、青、桃、藤色があります。一重咲きですが、「ポルト・ダブル」という八重咲きもあります。一重咲きは清楚なイメージで、八重咲きはゴージャスで存在感は抜群です。ダブルは白以外に、赤と青があります。
「アネモネ・モナリザ」は、切り花でとても人気の品種です。地植え、プランターなどに適しています。草丈は50~60cmともっとも高性の品種です。白以外にラベンダー、青、スカーレット(赤・白)、ピンクがあります。背が高くなっていくため、支柱をして育てるのが良いでしょう。分球がしづらく、種で増やします。
「アネモネ・モナーク」は、八重咲きの草丈10~20cmの花は小ぶりで、鉢植えや花壇で楽しめます。花色は白以外にスカーレット(赤・白)、ブルー、ローズがあります。
「アネモネ・セントブリジット」は、八重咲きで大輪の花を咲かせます。草丈20~30cmとなります。花色は白以外にスカーレット(赤・白)、ブルー、ローズがあります。セントブリジットの名はアイルランドの三人の守護聖人の一人、”聖ブリジット”からと言われています。
最後に「アネモネ・ブランダ」という、山野草のような雰囲気の品種があります。草丈が10~15cmと小ぶりで鉢植え、ロックガーデンに適しています。花色は白以外に、ブルー、ピンクがあり、菊のような清楚なイメージです。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか、ここまで、アネモネの白色がある品種をご紹介しました。白色のアネモネはとても清楚な印象を受けますが、青や、ピンク等の趣とはまた違って種類が豊富で、その特徴に合わせて上手に栽培して行きたいですね。