観葉植物のグズマニアは人気がありますが、同時にアナナスという名称もよく目にします。その為、アナナスとグズマニアとどう違いがあるのかわかりにくい面があります。そもそも、このアナナスとグズマニアには何か違いがあるのでしょうか?

そこで、アナナスとグズマニアの違いについて詳しくご紹介します。

アナナス グズマニア 違い

【観葉植物のアナナスとグズマニアに違いはあるの?】

結論から言うと、観葉植物のアナナスとグズマニアに違いはありません。アナナスもグズマニアも、パイナップル科アナナス属に分類される植物です。もっと簡単にいうと、アナナスは、本来はパイナップルのことを指しますが、園芸上では、パイナップル科の植物を総称する意味として「アナナス」の名称を使うことが多いです。

つまり、グズマニアもパイナップル科の植物なので、アナナスの一つになるわけです。アナナスには、グズマニア属以外にも、<アナナス属>・<エクメア属>・<インコアナナス属>・<ブロメリア属>などが存在しています。なので、園芸上では、アナナスは、グズマニアのことを指す意味で使われることも多いわけです。

 

そして、私たちになじみのあるパイナップルも、このアナナスと同じパイナップル科の仲間なので、グズマニアとしてパイナップルを観賞用に育てることも可能なんですね。観葉植物のように大きくまでは育ちにくいですが、パイナップルもグズマニアとして鉢植えに植えれば、実がなりちゃんと観葉植物として楽しむこともできるんです。

グズマニアは、中南米の熱帯雨林に自生する植物で約120類が分布するアナナス類です。アナナス(グズマニア)は、土に着生するのではなく主に木々などに自生する着生植物になります。もともと熱帯地域で分布していたアナナス(グズマニア)は、高温多湿の環境を好んで育ち、寒さを苦手とする植物です。

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最近、アナナス(グズマニア)は、観葉植物としてインテリアに用いる方も多く、プレゼント用にも贈られる人気のある観葉植物で、色んな品種のアナナス(グズマニア)が国内でも流通されるようになりました。品種には一つ一つ名前はありますが、もちろんアナナスの仲間でグズマニアでもあるわけです。

ちなみに、アナナス(グズマニア)は、風水としても評価が高く、黄色い花をつけたアナナス(グズマニア)には金運アップ、赤苞のアナナス(グズマニア)には、勝負アップの意味があるといわれています。

まとめ

アナナスとグズマニアに違いはなく、パイナップル科のグズマニアの総称がアナナスということですね。

では、わかりやすいようにアナナスとグズマニアについてまとめておきます。

・アナナスとグズマニアに違いはない

・アナナスもグズマニアも、パイナップル科アナナス属に分類される植物

・パイナップル科の植物を総称する意味として「アナナス」と使う

・パイナップルもグズマニアの仲間

アナナス グズマニアの品種、どの花も色が鮮やかで葉っぱに白い縞斑が入るものもあり、パイナップル科にふさわしく夏を感じさせる品種が多いですよ。