大きな花が華やかな花と言えばカサブランカですね。カサブランカなど背丈が高くなる花は、花の重みで茎が折れたり倒れたりしないように支柱を立てた方がいいでしょう。今回は、カサブランカを育てる上でポイントになる支柱の立て方についてもご説明します。
カサブランカの育て方のポイントになる支柱の立て方とは
カサブランカは西日や直射日光をよけた東側の庭や半日陰の場所に植えるのがおすすめです。カサブランカには2つの根があり、上根は栄養分や水分など花を咲かせるための役割を持っていて、下根はカサブランカ全体を支える役割を持っています。ですが縦に大きくなるカサブランカを下根だけで支えるには負担が大きく、倒れてしまうこともあります。その対策として支柱を立てて補助してあげることがカサブランカを育てていくうえで大切なポイントになるのです。支柱を立てる方法については、まず初めに支柱を用意しましょう。支柱の長さは茎の2/3ほどの長さの支柱立てを用意します。用意が出来たら、支柱で球根や上根を傷つけないように気を付けながら差し込んで固定します。
万が一球根や上根に傷がついてしまうと菌が入って病気に罹ったり球根が弱ってしまうからなのです。支柱を立てる際に気を付けるポイントは球根に傷をつけないことなので、傷つくのが心配な方は植え付けの際に一緒に支柱を立ててしまうといった方法もあります。基本的には葉が開いてきた時期に支柱を立てることが多いです。だんだんとカサブランカの茎が伸びてくるので、固定しましょう。
茎と支柱の固定場所は1か所だけでは不安定なので数か所で固定しましょう。
固定する方法は、支柱と茎に八の字になるように結びつけます。まっすぐ固定することでカサブランカの株が安定します。
その後、蕾が付き、やがて花が咲くでしょう。カサブランカの開花時期である夏頃には純白のカサブランカを楽しむことが出来ます。
【まとめ】
大きなカサブランカを育てるためには支柱で支えることが必要なのです。
ポイントは支柱を立てる際に傷つけないように気を付けることです。
支柱のおかげでまっすぐに伸びた花は気持ちが良さそうですね。