カサブランカを育てたはいいけど、次の為の球根の保存方法がわからない…。
または、初めて育てたいのだけれど、そもそも球根をどうすればいいの?
なんて思っている方はいませんか?育てるのも難しく、自宅で栽培するにはあまり馴染みがない花ですから、
そういった面は分からないことが多いですよね。ですが、自力でカサブランカを育てるにはまず球根の取り扱いを知る事から。
どう扱うことで、どんな影響が出てくるのか。とくに次のサイクルに大きく関係してくる、球根の保存方法を、ここにまとめました。

カサブランカ 球根 保存方法

教えて!カサブランカの球根の保存方法

まず作業に取り掛かる前に、カサブランカの球根にとってどのような方法と段取りがベストなのかを調べておくと、
スムーズに進めることができます。注意点もいくつかあるので、参考にしてください。
 ※よく洗い、上根を切り取る。
 ※下根は残す(傷んだ根は切り取っていい)。
 ※球根そのものを消毒する。
 ※陰干しの後、軽く乾かす。乾かしすぎはNG!
 ※ビニール袋など頑丈なものに、湿らせたバーミキュライトなどを入れて、球根を埋める。
 ※袋の上部には空気穴をあける。球根が息を出来なくなってしまうので忘れずに!
 ※すべての手順はすんだら、冷暗所に保管。
 以上が球根の保存に関する手順となります。特に気を付けてほしいのが乾燥。
カサブランカの球根はとくに乾燥に弱いです。陰干し後に乾かしすぎると、次の花が育たなくなる恐れがあるんです。

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ただし、この手順通りに保管をしたとしても、状態を保つことができるのはおおよそ2週間程度です。この2週間の内に、植え替えや植え付けをしなければなりません。
球根を掘りあげなどで土から出した場合なども含め、なるべくその期間内に植え替えなど行えるといいですね。
基本的には、購入時や入手時にされていた対策をするのが良いんだそうですよ。
購入時には、どのように売られているのか、どういった保存方法をしているか、よく観察してみるといいかもしれません。
それか、お花に詳しい人に聞いてみたり。それこそ餅は餅屋。お花屋さんに聞いてみてもいいのではないでしょうか。

【まとめ】

ユリ科の花の球根は、長期的な保存に適しておらず、本来であれば保存するのはオススメできません。
そもそもカサブランカを含め、ユリ科の球根は、大概が乾燥に弱いから、という理由もあります。
少しぐらいなら期間が過ぎても大丈夫だろう、とか、ちょっと手抜きしてしまった、となれば、
確実に次の栽培時には、大打撃となってかえってきてしまいます…。そうなったらもったいない。
植え替えや植え付けが遅くなればなるほど、うまく発芽にたどり着かず、そのまま未開化になるケースもあります。
球根は花を作り上げるルーツの礎ですからね。大事に取り扱いましょう。
そうすれば、また綺麗なカサブランカを咲かせられますよ。