ダリアを植え付ける時には、支柱が必要になります。目的はダリアが背高く生長し、枝も茂るので、支柱の支えがなければ倒れてしまうからです。

今回は、ダリアを育てる時の支柱の立て方について紹介します。

ダリア 育て方 支柱 立て方

ダリアを育てるための支柱の立て方とは?

ダリアの支柱の立て方は?注意点は?

ダリアは生長するにつれ、どんどん上の方にボリュームが出てきます。風に倒されるのを防ぐために支柱をしっかりと立てる必要があります。支柱と茎をつなぐといいですが、この時茎が成長することも考えて緩めにつなぐ事が大事です。ダリアの球根の四隅に支柱を立てる方法もあります。

 

支柱を立てる際の注意点としては、土に刺した時に球根に刺さらない様、また、発芽点の近くに立てることです。

 

鉢植えの場合は、支柱が倒れやすくなるため、あらかじめ鉢の中で十字型の棒を作っておき、そこに支柱をくくりつけておくと倒れなくなります。

皇帝ダリアの支柱の立て方と注意点とは?

皇帝ダリアという最大で4m位まで生長するダリアがありますが、支柱の立て方や育て方にも一工夫が必要です。皇帝ダリアは地上部の大きさに対して根が浅く、そのままにしていると強風や場合によっては大雨のあとの土のぬかるみで倒れてしまうことがあります。

 

皇帝ダリア用の支柱は球根を植えた時に立ててしまった方が後で楽になります。皇帝ダリアを囲むように4本の支柱を間隔40cm位で土の深さ40~50cmの深さに埋めます。その4本をそれぞれ別の棒で支柱につなぎ、矢倉のような形にします。支柱は地上から、大体1m位出るようにしておきます。

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皇帝ダリアが倒れないようにするには、これだけではなく、摘芯(てきしん)というあまり大きく育たない様にする方法を行う必要があります。摘芯することのメリットは、皇帝ダリアがあまり大きくならない事と、脇芽が増えるので花が増える可能性があることです。

 

皇帝ダリアの摘芯の具体的な方法は、皇帝ダリアが大体70~80cm位の高さになった時に一番上の節を切ります。切った際に、節を見ると穴が開いていますが、この穴に水が入るとたまった水が腐って病気になる事がありますので、断面に袋をかぶせて水が入らないようにします。いずれ小さく閉じてしまうので、その時に取り外して下さい。

 

その後はわき芽が2本生えてきますので、また上へと伸びていきます。そのわき芽をまた摘芯する事で新芽が4本出てきます。これを繰り返していきます。ただし、9月になると花芽を付け始めるので、花芽も落としてしまいかねません。摘芯は、用心して7、8月でやめておいた方が良いです。

【まとめ】

ダリアは、支柱がなければ倒れてしまうのですね。基本的な立て方はさほど難しくないようですが、皇帝ダリアの様に背が高くなるものに関しては大変そうです。それでもきれいな花を見るためには、やるしかありませんね。