ダリアといえば球根植物ですが、実は種からも育てることができるんですよ。それにはちょっとしたポイントが。今回は、ダリアの種からの育て方についてまとめます!
ダリアの種からの育て方
和名では天竺牡丹とも呼ばれているダリアですが、花の美しさは目をひくものがあります。
丈夫で育てやすいため、世界中で栽培されています。
とにかく品種が多く、毎年発表されるほどです。その数は現在、3万品種を超えるとも言われています。
ダリアは球根から育てるのが一般的ですが、もちろん種から育てることも出来ます。
ただ、発芽率が100%とは言えないため、初心者の方は球根からの方が育てやすいかもしれません。
もしダリアを種から育てる場合、
暖かくなってきた春頃(3~5月に種を用意します。温度は発芽しやすい20~25度くらいにして下さいね。もし夜が冷え込む北海道などの寒い地域の方は、室内で育てた方が良いかもしれません。
それから、セルトレイか卵パックなどの箱に、種まきの土を入れます。
そして、約5cm間隔で種を2~3粒まき、その上に5mmほどの土を被せます。覆土は薄くで大丈夫ですよ。ポイントは、水をたっぷりあげて、発芽するまで土が乾かないようすることです。
ダリアは、日当たりが良く、水はけの良い場所を好みます。
真夏の直射日光には弱いため、西日が当たらない場所へ移動をするか、ネットなどで日除けをしておくと安心です。
こまめに移動させられるなら真夏は日陰へ移動させます。
うまくいけば、1週間位で発芽が確認できると思います。
それからは、土が乾いてから水やりをするようにします。
ダリアが成長して大きくなってきたら、一回り程大きな鉢やお庭に植え替えてくださいね!
ダリアが育ってきたら、灰色カビ病やメイガなどにも注意して、枯れたお花や傷んだ葉などは、見つけた都度に、こまめに取り除きましょう。ホームセンターなどで購入できる薬剤を、定期的に散布して予防しておくと良いかもしれません。
(まとめ)
今回は、ダリアの種からの育て方についてまとめました。
種から植えて芽が出ると、球根からとは違う嬉しさがありますよね。今までは、ダリアの球根しか購入したことがなかった方も、これを機に挑戦してみてください。