クチナシはアカネ科クチナシ属に分類される植物です。寒さに強く春や秋に開花を迎え最後には実をならせる植物です。その実からは、染料や香料、食用にも用いられる黄色い液を採取することができます。昔は、その実から採れる液を漢方などに使用し、親しまれていたようです。そんなクチナシを栽培したことはありますか?葉が黄色く変色してしまったことはありませんか?それでは今回は、クチナシの葉が黄色く変色する原因などについてご紹介します。
【クチナシの葉が変色する原因とは!?】
秋でもないのに、葉が黄色く変色してしまった場合には、根に異常がある事が多いようです。変色している場合には、いろいろなことが考えられ、鉢植えしてすぐに葉が変色し始めたのであれば、植え替えの方法に問題があったのかもしれません。根がむき出しになり細かい根が傷んでいることも考えられます。
そういった場合に、水やりを怠ってしまい根を乾かせてしまうと致命的になってしまうので、根は乾かさないように水やりをこまめに行わなくてはなりません。変色している場合、葉や枝を切って水分の蒸発を防ぐという方法を行わなくてはならなくなる可能性もあります。
葉が黄色く変色してしまうとそのまま枯れてしまう可能性もありますが、最善の方法としては常に土は湿らせておいた方が良いようです。その他には、蒸散を与えるために葉を減らしたり、直接日が当たらないように日よけをするなどの対策をすると良いそうです。
基本的にクチナシは、肥料を与えて枯れるということはありません。肥料を与えすぎてしまうと害になってしまう場合もあります。与えすぎよりは少し不足していてもすぐに障害になるという訳ではないようです。
液体肥料の方が固形肥料より効果が早く現れることがあり、固形の場合は成分が水に溶けだして少しずつ吸収しますが、液体肥料は水に溶かして使う事ができません。効果が大きく、使い方が間違っていると障害が現れやすいので注意しなくてはなりません。
【まとめ】
今回は、クチナシの葉が変色する方法についてご紹介しました。クチナシの葉が変色してしまうのは、寿命がきて枯れるという他には、根に異常があることが考えられます。植え替えに問題があったり、根が傷んでいる可能性もあるようです。葉が変色してしまうと枯れてしまうので、そうならないために土はいつも湿らせておいて直射日光をさけ日よけをするなどして対策してあげる必要があるようです。