アザミは日本国内においてだけでも100以上の種類が自生しています。
そしてそのほとんどを山菜として利用することが可能です。
アザミを刈り取る際は茎がとても固いので、鋭い鎌やよく切れるナイフを使って切り取るようにします。アザミには鋭いトゲがつきものなので、採取するときには必ず軍手をはめて手を守るようにすることも大切です。
山菜としてのアザミの栄養分
アザミのあざやかな緑色の葉には、体内でビタミンAの働きをするカロテンが豊富に含まれています。
緑色の色素の正体は葉緑素(クロロフィル)です。クロロフィルは植物の光合成に欠かせない成分であるとともに、血液をきれいにするなど私たちの健康にとっても良い影響を与えます。
またアザミには、生活習慣病の予防に有効な食物繊維が豊富に含まれており、便秘解消やコレステロールの吸収の抑制など、身体に有益な効果をもたらします。
山菜としてのアザミの食べ方
アザミで食用にすることができるのは、花が咲く前の若葉や若芽や茎、そして若い根の部分です。
若葉や若芽なら、そのまま天ぷらにすることができます。若葉はゆでてお浸しや和え物にすることができます。刻んで味噌汁の具にすることも可能です。
繊維質の多い茎の部分は、皮を向いて適当な長さに切って、牛肉や鶏肉などと一緒に煮込むと美味しくなります。若い茎の場合なら、ゆでて水にさらして皮をむき、マヨネーズなどのディップをつけて食べるという方法もあります。
若い根の部分はきんぴらにして食べることができます。根にはアクが多く含まれているので、いったんゆでた後に米のとぎ汁に十分さらして、しっかりとアク抜きをしてから調理するようにしてください。
アザミの葉や茎に生えているトゲは、ゆでてしまえば柔らかくなって、食べても気にならなくなります。
【まとめ】
さわると痛いトゲがあるアザミですが、実は美味しく食べることができる山菜の一種でもあります。
若葉はそのまま天ぷらにし
たり、ゆでてお浸しや炒めものにして食べることができます。調理するとチクチクするトゲも気にならなくなります。
繊維質の多いアザミの茎や、アクの強いアザミの若い根も、調理法次第で美味しく食べることができます。