白、黄色、ピンクや赤、オレンジ、それと紫など数多くの色、品種がある菊の花。とても綺麗な菊を自宅で育ててみたい、でも難しそう。そんなイメージを持ってる方も居るのでないでしょうか?
今回はなるべく簡単、マイペースにできる菊の植え替え方法や時期に注目して調べてみました。
菊の育て方と簡単な植え替え方法とは?
菊の育て方のポイントは水やりです。鉢で育てている場合には下から水が染み出るくらいの水をかけ、土が乾いてから次の水やりをします。
目安としては1日1回〜3日に1回です。そうすることで水のあげすぎによる根腐れの予防になります。
また、一般的に菊は害虫の被害や病気になりやすいため同じ場所で何年も育てることはおすすめできません。
なので毎年挿し芽をし別の場所、新しい土に植え替える必要があります。ですが挿し芽はイマイチやり方がわかりにくかったりで難しいイメージを持たれがちだと思います。
実は挿し芽をしなくても簡単に植え替える方法があるんです。それは菊の花が終わった後に周りに生えてくる新しい芽(冬至芽)だけを植え替えるというやり方です。
新芽(冬至芽)は数本生えてくるのでなるべく綺麗に土を払い、1本ずつにわけて新しい土、別の場所に植え替えます。
挿し芽より害虫の被害や病気になる可能性は少し残りますがこの方法なら簡単低リスクで植え替えることができるのです。
菊を植え替える時期はいつ?
菊の植え替え時期は基本的に成長して鉢が小さくなってしまったときと花が終わったときの2回です。地植えの場合は花が終わったときの1回だけになりますので注意してください。
一度目の植え替えは鉢植えで育てている場合、菊の種類にもよりますが、秋に花が咲く”秋菊”ですと4月〜6月に。12月〜1月に花が咲く”寒菊”ですと7月中旬頃に植え替えます。
二度目の植え替えは、鉢植え、地植えともに、花が終わりまわりに新しい芽(冬至芽)が生えてきたときに植え替えます。
まとめ
どうしても難しく思われがちの菊の花の栽培。ですが綺麗な菊の花を育ててみたい方は多いのではないでしょうか?菊は愛情を注げば注ぐほど綺麗に咲いてくれるとも言われていますが愛情の形、量は人それぞれ違います。まずは自分のペースで育ててみてそれから新しいやり方に挑戦するのもありなのではないでしょうか?