カポックは小さいものであれば、15cm程度からあり、大きくなれば何メートルにもなる観葉植物です。
さらに生長も早いので、上手に育てていけば必ず植え替えの必要が出てきます。
今回はカポックの植え替え方法と注意点について紹介します。
カポックの植え替えの方法及び注意点は?
カポックは熱帯性の植物ですが、寒さにも抵抗力があり、大変育てやすい植物といわれています。室内・室外と栽培をする場所にも適応可能であり、長く付き合える植物です。
育てやすく、丈夫であれば、どんどん大きくなりますので、植え替えが必要な時期はやってきます。カポックの鉢の下をみて、根が出てきていたら、もう植え替えの時期と考えて差し支えありません。
しかし、だからといっていつでも植え替えていいわけではなく、適した時期があります。
植え替えはどんな植物にとっても大変ストレスがかかります。
少しでもストレスを少なくするために、カポックのふるさとである中国南部や台湾の気候に近い時期に植え替えを行うようにしましょう。
日本では、大体5~7月くらいが適してしているといわれています。
最低でも冬は避けた方が賢明です。
植え替えの注意点ですが、カポックの鉢の大きさは今までのものよりも一回りだけ大きいものを用意するようにして下さい。
あまり大きいものにするとカポックに吸収される水分と鉢内部の水分のバランスが崩れる可能性があります。
入れ替えの土には、必ず水はけのよい土を用意しましょう。
カポックは水を好みますが、土が湿りやすい状態であれば、根腐れや虫の発生の原因になります。
入れ替えの準備ができたら、いよいよ鉢からカポックを出します。
おそらく土がガチガチに固まっていますので、やさしくほぐしましょう。古い土は落としますが、全部を落とす必要はありません。
入れ替え用の鉢には、最初に軽石を詰めて、そのあと水はけのよい土を入れます。
半分くらい入れたら、カポックを移動し、土で埋めます。最後にたっぷりと水を与えて完了です。
植え替えた後は、しばらく日陰においてやすませてあげるようにして下さい。
【まとめ】
カポックの入れ替えは、暖かい時期に行う必要があります。できれば同時に剪定なども行った方がよいでしょう。手間をかけたカポックはきっとあなたをより癒してくれるにちがいありません。