公園や街路などでよく見かけるマリーゴールドは、とても丈夫で育てやすい花です。日光を好むので日当たりの良いところで、元気に育ちます。マリーゴールドは害虫を寄せ付けない作用を持つコンパニオンプランツとしてもよく知られています。
そんな、マリーゴールドは地植えだけなく、鉢植えで育てることも可能です。鉢植えで育てるためには、一体どのような注意が必要なのでしょうか。
マリーゴールドの鉢植えでの育て方とは!?
マリーゴールドは、日当たりの良い場所を好みます。なので鉢植えで育てるときは、鉢を日がよく当たる場所を選ぶようにします。暑さや寒さには強いので、外に出して日に当てる方がよく育ちます。
しかし、夏になり気温が30℃を超えると花付きが悪くなるので、少し涼しい場所や室内に取り込むことが適切です。
鉢植えに植え付けるときの土は、水はけの良い土を使用することが大切です。水はけの良い土を自分で配合することもできますが、市販されている培養土を使用すると簡単によく育つ土になります。
花をたくさん咲かせるためには、新しい土を使用することをオススメします。植え付ける前に肥料を混ぜることで生育がよくなります。
元肥と呼ばれる作業で、追肥とはまた異なります。土選びや肥料を混ぜ合わせたりと要領がよくつかめないときは、マリーゴールドに適した土も市販されています。
肥料については、植え付けてから2週間後あたりから月に1回のペースで固形肥料を与えると効果的です。
植え付け後すぐは、根が張っている途中のため、肥料は根の生育の妨げになるので、肥料は必要ありません。
また、花をもっとたくさん咲かせたいときには、2週間に1度の間隔で1000倍に薄めた液体肥料を与えると効果的です。
また、咲き終わった花を切り取る花がら摘みをマメにすることが、鉢植えで育てる場合も必要です。種に栄養分を取られないようにすることが重要です。
鉢植えでのマリーゴールドの水やり方法。
鉢の素材の種類にもよりますが、土が乾いたらたっぷりと水を与えることが大切です。素焼の鉢は、鉢自体に水を吸収する力があるので、土全体に充分水が行きわたらない可能性があり、すぐに土が乾きやすくなります。
夏場も、暑さで土がたちまち乾いてしまうので1日2回の間隔で水やりが必要になってくることもあります。
気温が高いので、朝や夕方の少し涼しくなった時間に水やりを行います。暑い時間に水やりをすると、与えた水が暖かくなり、根が腐り枯れてしまう危険性があります。
まとめ
マリーゴールドは、地植えでも鉢植えでも、育て方のポイントは大きく変わらないことがわかります。オレンジ色や黄色の綺麗な花を、少しのスペースで楽しむのも魅力的な楽しみ方です。