病気にもかかりにくく丈夫で育てやすく暑さにも強いマリーゴールドは初心者にも育てやすくオススメの花です。花が咲いている期間が長く庭や花壇などを華やかにしてくれるマリーゴールドは、管理の仕方を間違えると徐々に花数やツボミが少なくなり、花が咲かなくなる可能性があります。マリーゴールドが咲かなくなる原因とは一体どのようなものなのでしょうか。

マリーゴールドの花が咲かなくなるのはなぜ!?

マリーゴールド 花 咲かない

まず、マリーゴールドが咲かない原因の1つに葉っぱが茂りすぎていることです。葉っぱが多いと、葉っぱばかりに栄養分が取られてしまい、ツボミまで栄養が届かず、ツボミが届かないという原因になります。

また、風通しが悪く蒸れる原因になり腐ったり病気になったりします。対策としては、株の内側に向かって伸びている茎や葉を根元から切り落とす必要があります。

よく育つマリーゴールドは少し切りすぎてしまってもあまり問題はありません。葉や茎の付け根から出る芽(脇芽)ばかり伸びているときは、半分ぐらい減らすイメージで切るようにします。

真上から見て、葉っぱが重なり合っていないか確認し、根元に日が当たるようになっていれば大丈夫です。

次に、肥料を与えすぎていることです。マリーゴールドは、長い間、花が咲いているので肥料を切らさないことが重要視されていますが、花が咲かないからと言って、肥料が不足していると勘違いして肥料を追い足しすると、逆効果になります。

この対策としては、適切なタイミングで最適な量の肥料を与えることが重要です。マリーゴールドの開花時期は、初夏から初冬までなので肥料は基本的には重要なものとなってきます。

通常、花が咲く時期には、液体肥料なら1週間に1度、固形肥料なら規定通りに肥料を与えないと株が疲れてしまう原因になります。

しかし、株が夏の暑さに疲れて大きくならなくなったときや、ツボミがつかないときは肥料を与えるのは中止します。

これは、根が疲れているときや弱りはじめているときに肥料は、逆に株を弱めてしまいます。また、肥料の成分に窒素が多いと葉っぱだけが生い茂り、ツボミがつかずに花が咲かない可能性があります。

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このため、肥料はリンを含む成分のものにし、必ず規定通りに与えるようにします。花数が減ってくる原因としては、枯れてしまった花や、咲き終わった花を除去せずにそのままにしているということがあります。

花びらが多く特に八重咲のマリーゴールドは、雨に当たると蒸れて腐ってしまったりカビなどの病気の原因になります。

花が咲き終わり、そのままの状態にしておくと株の栄養が種を作ることを優先させてしまうために、ツボミがつかなくなり、徐々に花数が少なくなります。

これを予防する対策としては、花がら摘みを小まめに行うことが必要です。花のすぐ下の葉の上で摘み取るようにすると、枯れる心配もありません。

間違った水やりや水はけが悪い土壌に植え付けたりすると、花が咲かなくなります。なので、植え付けるときは水はけの良い土を使用し、土の対策を行います。

水やりは、毎日行わず土の表面が完全に乾いてしまってから水をしっかり与えます。地植えでは、ほとんど水やりの必要はなく、花がしおれてきたり花が下向きになったときにしっかり水やりを行います。

これら以外に花が咲かなくなってくる原因としては、害虫に食べられているということがあります。ナメクジやハスモンヨトウはマリーゴールドを好みます。

なので、見つけたら害虫を除去します。または、薬剤散布で対応します。

まとめ

丈夫で育てやすいマリーゴールドが咲かなくなるのには、いくつかの原因がありました。この原因に対してきちんと対策をとることが大切です。手入れをし風通しをよくすること、植える場所も日当たりが良く水はけの良い土を選ぶことが大切になってきます。