初心者でも育てやすいユリオプスデージー。1年間通して楽しめる植物なので、すでに育てている人も多いかもしれません。
ユリオプスデージーは冬頃に綺麗な黄色い花をつけますが、育てる上で出てくる問題が、花が咲かないということです。
ユリオプスデージーの花が咲かないのには、いくつか理由があるようです。どんな原因があるのか見ていきましょう。
【ユリオプスデージーの花が咲かないのはなぜ?】
まず考えられるのは、日当たりです。ユリオプスデージーは基本的によく陽が当たるところで栽培をします。
日当たりが不十分だと、花つきが悪くなってしまいます。
ただ、直射日光には少し弱いため、夏真っ盛りの頃などは日陰に避難させてください。
3月から11月の育成期には直射日光が当たるところに、夏の頃は様子を見て日陰に移動させるなど、季節によって調節を行いましょう。
次に湿度の管理も重要です。ユリオプスデージーは、じめじめしたところを苦手としていますので、水のやり過ぎは厳禁です。根が腐ってしまう土の表面が乾いたのを確認してから、水やりをするようにしましょう。
また、病害虫にも注意しましょう。カナブンやナメクジによる苗の食害により、花がなくなってしまうこともあります。虫の中でも一番よく発生するのが、アブラムシです。アブラムシは季節を問わず、通年発生します。ユリオプスデージーを風通しの悪いところに置いておいたり、肥料が多くなり過ぎた場合に発生しやすくなります。また、枯れた枝が密集することでも、風通しが悪くなり株の中が蒸れてしまいますで、適度に剪定も行いましょう。
他にも2年に1回、植え替えが必要であったり、植木鉢が大きすぎる場合には、花が咲きにくいことがあるようです。適切な手入れを行い、花を咲かせる環境を整えましょう。
【まとめ】
花が咲かないのには、色々と原因があるのがお分かりいただけたと思います。しかし、ユリオプスデージーは育てるのが、特別に難しい植物ではありません。原因を突き止めて一つ一つ改善していくことで、花を咲かせる可能性は高くなります。
ぜひ、こちらを参考にして、綺麗な花を咲かせてください。