オキザリスは栽培が簡単、手入れも必要がないと有名です。地植えなら肥料も、水やりもしなくとも、花を次々と咲かせると言いきる人もいる程ですので、ガーデニングに挑戦したいと考えている人には、ピッタリの花と言えるでしょう。ところがせっかく栽培し始めたオキザリスの花が咲かないという声を時々耳にします。放っておいてもどんどん花を咲かせてくれると評判のオキザリスの花が咲かないのはなぜでしょう。

オキザリス 花 咲かない

 オキザリスの花が咲かないのはなぜ?

オキザリスは基本的に植えっぱなしでも、毎年きれいな花を咲かせてくれると言われるほど丈夫な花です。ところが花が咲かない、蕾が開かない、栽培が簡単だと言われて購入したのに、という悩みをお持ちの方の話をよく聞いてみると、オキザリスが花を咲かせるのに必要なあるものが、不足しているかもしれません。

それは日照不足です。オキザリスは天気が良いと蕾が開きますが、少し曇っているだけでも蕾は固く閉じてしまいます。1日2時間、3時間だけでは不足しているので、せめて半日は日の光が必要です。日当たりのよい場所に移動してあげれば、ほとんどの花が咲いてくれます。

もうひとつの原因が気温です。オキザリスの中には気温が低いと蕾を開かない花があります。もしも気温が低いのではと思ったら、暖かい場所に移動してみてください。

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他には肥料の与え過ぎということも考えられます。オキザリスはほとんど肥料を与えなくとも花を咲かせてくれます。大事にするあまり肥料を与え過ぎると花の生育が悪くなり、小さくなったり、弱くなると言われています。

オキザリスは病害虫に強い植物です。ただ湿気に弱いため少しでも湿度が高くなるとカビやダニなどが発生することがあります。枯れた葉や花、茎は切り取り風通しを良くしてあげてください。

【まとめ】

 オキザリスの花が咲かない原因

・日照不足(1日2時間から3時間以上、最低でも半日は必要)
・低い気温(気温が低いと花を咲かせない種類もある)
・肥料の与え過ぎ(花のつきが悪くなったり、花が小さくなる原因に)
・病害虫(オキザリスは湿気に弱いため、湿度が高いと病害虫の原因に)

手入れが簡単と聞いていたのに、面倒な気がするとかもしれませんが、日当たりの良い場所で栽培して、水を与え過ぎず、肥料はごくたまにで良いだけなので、決して面倒なことはなく、試しにオキザリスを育ててみると、その簡単さに驚くと思います。是非、栽培に挑戦してくださいね。