つる植物のなかでも特に美しいとされ、大人気のクレマチス。お庭で育ててみたいと考えている方も多いのではないでしょうか?この記事では、クレマチスのなかでも、いつも緑を楽しむことができる、常緑の品種をおすすめいたします。
【常緑のクレマチスのおすすめは?】
それでは、常緑のクレマチスのなかから、いくつかおすすめをご紹介いたします。
クレマチス アーマンディ
まずご紹介するのは、クレマチス・アーマンディです。これは、中国南部に自生する原種の1つで、葉っぱが枯れ落ちない常緑種の代表的な存在です。春の開花の時期には、株から甘い香りが漂ってくるのが特徴的です。肉厚でツヤのある葉っぱをもっていて、壁やフェンスなどにつるを這わせてその美しさを楽しみます。
日光を好む品種ですが、高山に自生していたという歴史があり、夏の暑さを苦手としています。夏は直射日光の当たらない場所に移してあげると調子がよくなるでしょう。
クレマチス カートマニー・ジョー
こちらは、ニュージーランドで生まれたクレマチスの交配種です。
あまり大きくならず、花も小柄で育て易いでしょう。しかし、花の数はとても多く、真っ白な花を1株に100輪近く咲かせる華やかさをもっています。花がたくさん付く様子は、まるで白いブーケのようで、庭が一気に華やぎます。常緑性で乾燥に強いので逞しく育ちます。
クレマチス ピクシー
こちらはニュージーランド原産の小型品種です。つるはほとんど伸びないので、省スペースで育てやすいといえるでしょう。葉っぱは常緑で、小さな花を咲かせる控え目なクレマチスです。ピクシーという名前がぴったりですね。
耐寒性が強く、生長もゆっくりなことから家の中や狭いベランダでも飾って楽しみやすい品種です。
クレマチス ペトリエイ
こちらは草丈が低い常緑性の品種です。
直径4~5cmほどの大き目の花が、株全体を覆うように咲くのが特徴的です。咲きはじめは淡い緑色をしていますが、咲き進むにしたがって白へと変化していく様子を楽しむことができます。また、開花期を迎えるとやさしい香りを放つので、香りも楽しみたい方におすすめの品種です。
まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介したクレマチスの常緑種の中に、好みのものをみつけて育ててみてくださうね。