水仙は、ニホンズイセンが中国経由で渡来してきたとされています。
とても美しい花ですが、葉とニラが似ている事から間違えて食べてしまうという事故も多数報告されています。
そんな水仙ですが、植え方としては地植えでも大丈夫ですし、鉢植えでも大丈夫です。
「水仙の植え方「土」」
水仙を地植えする場合は、3年から4年程度もの長い間、植えっぱなしで大丈夫だと言われています。
植え方としては、日当たりの良い場所を選んでください。
これは絶対条件です。
そして水はけの良い場所。
こちらも重要なポイントです。
お庭の水はけが悪い場合は、砂利を敷くのが一番お手軽な改善方法と言えるでしょう。
お庭の水はけの悪い場所へ砂利を敷いてみてください。
効果が見られるかと思います。
球根を植える時は、球根2つ分位の深さに10㎝から20㎝くらい間をあけて植えてあげてください。
実は植えっぱなしにできる理由の一つがこれでもあります。
葉は、重ならないように注意をしてあげてください。
日陰ができてしまう可能性があります。
そうすると、なかなか成長しないなんて事にもなりかねません。
鉢植え、プランターの場合は、まず底に開いている穴に防虫ネットを敷いてください。
そして鉢底石を2㎝くらい置きます。
その上から培養土を入れてください。
培養土でなく、調合をした土でもかまいません。
それから球根を入れるのですが、球根は10㎝程度の間隔で、6号鉢の場合は3個入れます。
小さい球根の場合は約5㎝で、球根1つ分くらいの深さに。
大きい球根の場合は2㎝から3㎝下に植えるので、少し浅めに植えるイメージですね。
それから土をかぶせてあげてください。
もちろん日当たりの良い場所に置いてあげてくださいね。
「水仙の土の配合」
水仙の土の配合は、まず市販の草花用培養土を6くらい。
「培養土」と一口に言いますが、種類がとても多いです。
水仙の場合は赤玉土をおすすめします。
赤味が強く、弱酸性なのが特徴です。
バランスが良いので、様々な植物に適しています。
そして腐葉土を3。
「ふようど」と読みます。
秋、冬に枯れた樹木が落ちて、それが土状となるのです。
生ごみ、ガーデニングの枯れ葉を発酵させる事でもできます。
そして発酵牛糞を1。
名前の通りの有機質肥料です。
通気性が良くなり、水が通りやすくなるのです。
しかも保水性にも効果ありです。
庭などに植える場合は腐葉土を混ぜて水はけを良くしてあげてくださいね。
「まとめ」
水仙も植物ですから、やはり土がとても重要な役割を果たすのですね。
せっかくですから、優しく手をかけてあげるようにしてください。
そうする事で、水仙も綺麗に咲いてくれることでしょう。