「黒蝶」というダリアの品種があることを御存知ですか?ダリアの人気低迷を払拭したと言われるこの黒蝶は、1990年代半ばに生まれ、ダリアを愛する人たちの中で瞬く間に有名になりました。今日はこの黒蝶についてまとめていきたいと思います。

 

ダリアに黒い品種があった!?

ダリア 黒 品種

ダリアは有名どころで赤、白、黄色、青、紫、ピンク、オレンジの7色展開だと言われていますが、実は黒色も存在するようです。それが「黒蝶」です。黒蝶は15cmを超える大輪の花を咲かせるため、存在感は抜群です。黒蝶と言われるだけあって赤黒い色をしています。

育てる際の注意ですが、日差しは好きですが日本の夏にはめっぽう弱いため、水やりをすることはもちろんのこと、それ以外にも固形肥料をあげてあげること、液体肥料を1日に2−3回あげてあげることと、支柱を立ててあげることが必要とされています。咲いた花は切ってあげるとまた新しい花が咲きやすいようです。自身でも切り花として切った花を楽しむこともできます。夏の花なのに夏に弱いというのは面白いですよね。

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黒蝶ダリアがかかりやすい病気としては、カビやうどんこ病が考えられます。殺菌剤で消毒してあげることが対処法ですが、それでも良くならない場合は、葉っぱを抜いてしまって焼却しなくてはなりません。害虫は主にアブラムシ、ネキリムシ、ヨトウムシ、ハモグリバエ、ハダニ、スリップスなどが挙げられます。こうした場合には、捕まえて虫をやっつけていくことが重要となります。虫対策スプレーも効果があるそうです。虫のフンや虫食いがあれば虫がいる証拠なので念入りに観察しておくのも大切です。

 

まとめ

今回は黒蝶についてふれてみましたがいかがだったでしょうか。ダリアはもともとオランダから持ち込まれたものですが、1990年代半ばにこの黒蝶が参入するまでは、ダリアの人気は一時期低迷していたようです。その危機を救ったのがこの黒蝶です。意外とまだ歴史は浅いようです。

ダリアは夏の花ですがメキシコの高原の暑さに慣れているため、日本で育てるとなると暑さ対策として少し休ませてあげる必要があるそうです。秋の気候がちょうどいいため、秋にまた綺麗な花を咲かせてくれます。そこから秋冬にプレゼントとして贈られるようになったのでしょうね。

ダリアには虫も寄りやすいので、育てる際には虫がつかないように十分気をつけることが大事だとされています。また、病気にもなりやすいので十分気をつけてかわいがってあげることが重要です。