ボタンの花に似た見た目のダリアは、プレゼントとしても愛されている花です。メキシコが原産で、咲きどきは夏から秋といわれています。贈り物としては春、秋、冬に最もメインで販売されるそうです。

そんなダリアですが日本に持ち込まれたのは1842年で、オランダから長崎に持ち込まれたのがはじまりとされています。

 

漢字でダリアの名前は何というのか?

ダリア 名前 漢字 由来 英語

ダリアの和名は天竺牡丹(テンジクボタン)といいます。天竺は今のインドのことを表し、牡丹はその花の咲き方や見た目がボタンの花を彷彿とさせるということから名付けられています。確かに絵を見比べてみると、ダリアとボタンが似ていることはうなずけます。

しかし、なぜインドの名前が付いているのでしょうか。インドともご縁のある花なのでしょうか。一説によると、オランダから来てはいるものの、当時の人はインドから来たと勘違いしたそうです。

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英語でダリアの花は何というのか?

ダリアは日本語ではダリアですが、英語でも”Dahlia”と呼ばれています。中国語では大麗菊という名前だそうです。このダリアはスペイン人によってメキシコで1525年に発見され、フランシスコ・フェルナンデスという人物によって定義付けられたそうです。スペインに持ち込まれた後は、人の手によってたくさん品種改良され今の形に落ち着いたようです。ダリアはメキシコの高原地で育ってきたので、今でも日本でいう東北地方のような涼しい高地での方がのびのび育つとされています。

ダリアの名前の由来は?

ダリアの名前の由来となったのは、北欧スウェーデンの植物学者のアンデシュ・ダール氏で、そのダールという名前をとってそこからダリアになったそうです。しかしこのダリアが知られるようになったのは彼がこの世を去った何十年も後になってからだったそうです。

 

まとめ

今回ダリアの名前の由来や漢字表記になどについて触れていきましたが、いかがだったでしょうか?プレゼント用としても喜ばれるダリアについての豆知識を持ってくのもいいことだと思います。漢字表記ですが当時の人がインドから来たとそのまま勘違いしたことが使われてしまっているのも面白いですね。ボタンに似ているダリアも、メキシコで発見されてから今のダリアになるまで大きく変化したはずです。夏が見頃なのでこれからの時期ぜひ見ておきたいですね。