皆さんはダリアの花には毒がある、という話をきいたことはありませんか?昔はよくこのようなことが言われているようで、先日私も母親にダリアの話をしたら、ダリアには毒があるんだよね、と言われておどろきました。
本当にダリアの花や葉には毒があるのでしょうか?調べてみたのでご紹介します。
ダリアの花には毒がある?
昔はダリアの花には毒があるとよく言われていたようですが、実際にはダリアの花には毒はないようです。ダリアは日本に入ってきたばかりのころは、球根がとても高価で、盗まれないようにこのような話が出回ったとも言われているようです。
ダリアはキク科の植物なので、食用菊などと同じように花の部分をおひたしや飾りなどとして食べることもできるそうです。最近ではエディブルフラワーとして人気があるようですよ。
ダリアの葉には毒がある?
ダリアの花には毒があると言われているので、ダリアの葉などを触った後に必ず手を洗う、という方もいるようです。ですが、花と同じようにダリアの葉にも毒はないようです。葉も花と同じように食用にすることができ、てんぷらなどにするとおいしく頂けるとか。
さらには球根部分まで食用にすることができるようで、こちらはきんぴらなどにするとおいしいそうですよ。ただ、ダリアの球根の炭水化物の主成分はイヌリンという物質になります。イヌリンは多糖類なので人は消化ができません。多糖類はたくさん食べるとお腹が緩くなってしまったり、腹部膨満を生じることもあるようなので、くれぐれも食べすぎには注意してくださいね。
まとめ
いかがでしたか?ここではダリアの花や葉に毒があるのか、についてご紹介しました。昔はよくダリアの花には毒がある、と言われていたようですが、実際にはダリアの花や葉には毒はなく、食用にされることもあるようです。
花や葉だけでなく、球根も食べることができるようですが、イヌリンが多く含まれているので、大量に食べるのは避けた方がいいようです。皆さんも機会があったらダリアの花を食べてみてくださいね。