アジサイは大きく育つ強い植物ですが、翌年やその先も元気に花を咲かせるために肥料が必要になります。効果的な時期やベストなタイミングをご紹介します。
アジサイに肥料をあげる時期は夏と冬
アジサイが元気に育つために肥料は夏と冬の年に2回与えます。
夏…7月〜8月
花が咲き終わった後にあげます。
与えた肥料は翌年に花を咲かせるための栄養となります。。
余計な枝に栄養がいかないように剪定をした後にあげるのをおすすめします。
肥料の種類…即効性のある液体肥料
冬…12月〜2月ごろ
春からの成長を促す栄養となります。
花を大きくしたいという場合にも効果的です。
肥料の種類…ゆっくりと効果が表れる有機肥料
アジサイは土の酸性度によって色が変わります。
異なる色の肥料を与えてしまうと翌年から色が変わってしまうので、出したい色の肥料を選びましょう。
鉢植えの場合は一度に大量に肥料をあげると土の状態が一気に変わってしまい、しおれてしまう事があります。
少量を数回に分けて与えましょう。
アジサイの肥料はあげるタイミングが大事
肥料をあげるタイミングによっては違う色になってしまったり、栄養過多でしおれてしまったりするので注意が必要です。
・ピンク色のアジサイを作りたい場合に必要な肥料
日本の雨は酸性です。
庭植えのアジサイの場合、雨によって土が酸性になりますので青色のアジサイになってしまいます。
ピンクのアジサイを作りたい場合は苦土石灰というアルカリ性の肥料を春先に与えてください。
・挿し木をした場合
アジサイは枝を切って土に挿すことで増やす事ができます。
挿し木から根が出るまでは栄養をあげすぎると腐ってしまうので一切肥料を与えてはいけません。
発根後、培養土に移し替えるタイミングで初めて肥料を与えましょう。
時期としては花後(6月〜7月)に挿し木を作る→1か月ほど時間を置き発根を確認後、培養土に移し替えるという流れになるので、8月ごろになります。
・翌年にたくさんの花を咲かせたい
アジサイは花が咲き終わった6月〜7月に翌年に向けて花芽を成長させます。
花が裏返ったタイミングで剪定と肥料を与えると翌年たくさんの花をつけます。
即効性の高い化成肥料か液体肥料を10日に1回程度あたえましょう。
まとめ
肥料を与えなくても育ちますが、翌年花が小ぶりになってしまったり少なくなってしまったりします。沢山の花を咲かせるためには適度な剪定と肥料が大切です。