クリスマスシーズンが近づくにつれポインセチアの特集や話題があがるため、冬期間の管理や育て方に関心が集まりがちですが、暑い夏のシーズンを乗り越えてこそポインセチアは、葉に鮮やかな赤色をつける訳です。

それでは夏の季節、ポインセチアの置き場所や肥料の配分をどのようにすればよいのでしょうか。

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【夏のポインセチアの育て方】

メキシコが産地のポインセチアが寒さに弱いということは、関心の集まりと共に多くの方が知っています。しかしながら、ポインセチアは繊細な植物です。夏の期間の育て方を間違えると葉が枯れたり、しおれたりする結果へと結びつきます。

ここからは、ポンセチアの夏の置き場所や肥料の与え方についてみていきましょう。

 

【注意すべきポインセチアの夏の置き場所】

冬には意識的に日差しにあてるポインセチアも夏の強い日差しには弱く、直射日光を一日中受けていると負担となります。葉や茎などが痛む恐れがあるため置き場所には注意が必要です。

もちろん、ポインセチアの生育に日光は欠かせない要素ですが、日差しの強い夏の時期は物陰など日光に直接あたらない風通しの良い所を置き場所にするのが理想的です。

 

夏に使用する機会が多くなる冷房にも注意が必要。冷房の風が直接ポインセチアにあたると葉などを痛める原因となることを忘れないようにしましょう。

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【夏に与えるポインセチアの肥料の種類】

4月~10月はポインセチアが成長するための大切な時期のため、十分に肥料を与える必要があります。5~7月にかけては、1ヶ月に1回ほどの間隔で液体肥料の薄めたものを与え、8~10月のあいだは追肥として、効果がゆっくりとあらわれ持続性のある緩効性の固形肥料を1ヶ月に2回の間隔で与えます。

ただし、肥料の効果を期待しすぎての与えすぎは禁物です。なぜならば、過分な肥料は肥料焼けをおこし根が枯れ、かえってポインセチアの生育を阻害するためです。このことは、冬のポインセチアの育て方にも共通することで、何ことも過ぎるのは良くないということですね。

【まとめ】

ここまで、夏ポインセチアの置き場所や肥料の種類、配分についてみてきました。ポインセチアは寒さだけではなく夏の暑さにも弱いということをお伝えしました。夏のシーズンを越えたポインセチアだけが次のステップはいり、赤い色を身につけることができる訳ですから、置き場所には注意したいものです。

また、夏に与える肥料も配分を守り、与えすぎに気をつけることが上手な育て方のポイントの一つといえるでしょう。