ジューンブライドのブーケにも使われる真っ白のアジサイ。アジサイは色がついているイメージがありますが、真っ白も清楚で素敵ですよね。今回は白色のアジサイの品種について教えます。

白色をしたアジサイの品種と特徴

アジサイ 白 品種

白い色の花が咲くアジサイの品種をいくつかご紹介します。

シュガーホワイト…オランダで作られたアジサイです。花びらにレースのような切込みが入っていてとても可愛らしいアジサイです。
淡いグリーンから真っ白に色が変化していきます。

アナベル…北米原産の品種で、日本でも広く流通しているので見た事がある人も多いのではないでしょうか。
真っ白な大きな花を咲かせるのが特徴で、強い植物なので管理が楽なのが魅力です。
通常のアジサイは紅葉を待たず枝を切り落とさなければ翌年咲く花が少なくなってしまいます。
しかしアナベルは秋色にそまるのをを楽んだ後に剪定をすれば翌年も同じくらいのボリュームの花を咲かせることができます。
その理由は新しくできた枝にすぐに花を咲かせることができるから。
白色も秋色も楽しむことができます。

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インクレディーボール…アナベルを品種改良したものです。白色から緑みを帯びた色に変化をしていきます。
まん丸の形のブーケのような花房をつくります。
アナベルの4倍大きくなる品種なので、植える際には場所の確保が必要となります。

白富士アジサイ…あまり流通していない品種のようえですが、一つ一つの花びらが細長い形をしている美しいアジサイです。
小ぶりなサイズなので鉢植えで楽しむのにおすすめです。

アナベルなどのアジサイの品種が白色で色がつかない理由

最初は淡い緑色から純白へと色が変化していく白色のアジサイ。なぜ真っ白に変化していくのかその理由をお教えします。よく見かける色のついたアジサイはアントシアニンという色素を持っており、アントシアニンが土の酸度に反応して色が変化します。白いアジサイはアントシアニンを持っていないので土の酸度の変化を受けません。なのに何故色が変わるのかというと「老化」です。長期間咲くことによって花の色素が分解されていき、真っ白な状態になるのです。

まとめ

咲きはじめが白で徐々にピンクや青の色がついていく品種もあります。(シェリーローズ、コットンキャンディーなど)
真っ白のアジサイが欲しい場合はアントシアニンが含まれていないこと、品種名をチェックした上で購入をしましょう。