アスプレニウムとはシダ植物のことです。シダ植物は胞子によって増えていくので花は咲きません。しかしそんなアスプレニウムにもちゃんと花言葉があるのです。
花言葉は世界各国、民族などの歴史や伝説などから生まれたものだそうです。ヨーロッパではシダ植物について、夏至の日の夜に一瞬だけ花を咲かせるという言い伝えがあります。またその育つ環境などから花を咲かせないシダ植物にも花言葉があると言われています。
アスプレニウムの花言葉は？
アスプレニウムの花言葉は「魅惑」「夢」「愛らしさ」「愛嬌」「誠実」「魔力」「あなたは私の喜び」「真実の慰み」「雄々しい」と、たくさんあります。それぞれの由来は次の通りです。
・「魅惑」「夢」
ヨーロッパの言い伝えで夏至の夜に一瞬だけ花をさかせるから。
・「魔力」
アスプレニウムが胞子で増えることがあまり知られていなかった頃、魔力がなければ種子を見ることが出来ないと考えられていたから。
・「雄々しい」
アスプレニウムが断崖や谷などの険しい山に生えている姿から。
・「あなたは私の喜び」
険しい山でアスプレニウムを見つけた喜びから。
・「真実の慰み」
険しい山に生えていることから、歩き疲れた時にアスプレニウムを見つけて心を癒してくれたことから。
いかがですか。このように古くからの言い伝えから出来た花言葉もあれば、アスプレニウムが険しい断崖にも生える植物であるため、山を登って来て疲れた人々が鮮やかなアスプレニウムを見て喜んだり癒されたりしたということから花言葉が付けられているようです。
【まとめ】
アスプレニウムは１年中きれいな緑色の葉を広げて私たちを楽しませてくれます。アスプレニウムとはシダ植物のことなので花は咲きません。しかし、花言葉が存在します。花言葉はそれぞれの国や民族の歴史や風習、神話、伝説から生まれたものが多いそうで、アスプレニウムの花言葉もヨーロッパの言い伝によるものがあります。それは「夏至の日の夜に一瞬だけ花を咲かせる」というものです。この一瞬だけ咲く花についた花言葉なので「魅惑」「夢」「魔力」などとなりました。また、険しい山で育つという環境からつけられた「雄々しい」という花言葉も持っています。
アスプレニウムには「あなたは私の喜び」という花言葉があることから贈り物としても使われます。また、「愛らしさ」「愛嬌」も可愛らしさを表す誉め言葉なので花言葉を添えて女性にプレゼントすると喜ばれるかもしれません。
