アスプレニウムは世界に700種ほどあると言われています。主に熱帯地域に分布していますが日本でも30種ほど確認されています。シダ植物は日陰でも十分育ち、花が咲かず葉は1年中楽しめるため観葉植物に最適です。観葉植物として親しまれるアスプレニウムにはどのような種類があるのでしょうか。数ある品種の中からいくつかの種類や特徴についてご紹介します。

アスプレニウム 種類

アスプレニウムの種類とそれぞれの特徴

・アスプレニウム アビス

葉の幅は広く丸みを帯びて大きいです。色は光沢のあるライムグリーンで1枚1枚が波打つことも無くつるつるしています。柔らかく少し外向きにしなって生えている様子はやさしい雰囲気があります。

 

・シマオオタニワタリ

アスプレニウムの中でも特に巨大化する品種です。新芽は天ぷらやおひたしにして食べられることがあります。

 

・アスプレニウム ラスタ

幅の広い葉で色は濃く鮮やかな緑で光沢があります。根元から葉先までほぼ等間隔で波打っているのが特徴です。根元から外に向かって広がって生えています。

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・アスプレニウム コブラ

葉は硬くしっかりとしていて、やや上向きに生えています。根元から葉先まで激しく波打っていて草姿は崩れにくいのが特徴です。力強い印象です。

 

・アスプレニウム クリーシー

獅子葉タイプのアスプレニウムで、葉の幅はやや細め。細長い葉の先が分岐していて動きのある印象が特徴です。葉先が分岐しているためやや大きくなっているからなのか、ふわりと小さく孤を描くようにして葉先が少し垂れ下がっています。面白い形状のアスプレニウムです。

【まとめ】

緑のインテリアとしてお部屋や玄関などに観葉植物があると素敵ですよね。観葉植物としてのアスプレニウムは種類が豊富にあります。

葉の色は光沢のあるものが多く爽やかな薄緑や鮮やかな濃い緑があります。葉の形状も様々で厚みが無く平らなものや肉厚でうねうねと波打っているもの、葉先だけ分岐したものなどそれぞれ個性的です。種類が多くて迷いそうですが、迷いながら選ぶのも楽しい時間かもしれません。お気に入りのアスプレニウムを見つけてお部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。