スイートピーとは、原産地がイタリアのシチリア島と言われており、植物学者に原種が発見されてからヨーロッパで人気が出た花です。日本では、江戸時代にやってきたと言われている。大正時代から栽培が盛んにおこなわれるようになり、現在では国際花メッセで最優秀賞を受賞するなど世界一の品質を誇るまでに至りました。
名前は「sweet」「pea」の英語の組み合わせで、ここでの「sweet」は甘いという意味ではなく甘い匂いという意味で使われています。
スイートピーの花の特徴
多くのスイートピーの特徴に当てはまるのが、パステルカラーの色合いの花が印象的であることです。また香りのよさも含まれています。
花の特徴としては、羽状の葉の先端は巻きとげで、支えとなるものに絡ませながら茎を伸ばし、葉の脇から花茎を伸ばして蝶のような形状の大きな花をつけます。
背の高さも個々によって様々なものがあり、矮製品種のものは15センチと小さめですが、背の高いものは300~400センチになる場合もあります。
矮小なものは花の色の種類は少ないのですが、大きいものになれば花の色も様々な色が発現しています。派手な赤や青、ピンク系や白系などの多くの色が揃えられます。
開花時期は4月から6月くらいですが、これは春咲き品種で前年の9~10月に種蒔きされたものが開花したものです。
スイートピーには夏咲き、冬咲き、宿根性がありますので、花は1年中見られるということを意味しています。
スイートピーの花びらの枚数
一見すると、「4枚」のように見えますが、花によって異なっています。ほとんどの花の花びらの枚数は「4枚」「5枚」「6枚」であることが多く、それ以下の枚数はまで成長しきっていないと考えられますが、それ以上の枚数は見たことがありません。
まとめ
花は春でも冬でも咲いた時期に関わらず一定の範囲内の花びらの枚数であることが多い。品種改良によって、多くの枚数をつける花が出てくる可能性はあるが、市販のものではほぼ同数である。
スイートピーは花の枚数よりも匂いや色合いで値段も決まっていることが多いので、大きくて派手なものは価値があるのだろう。また日本だけでなく海外でも人気なのでどこでも入手可能となっています。