知立市は、古くから歴史と文化の街として知られ、交通の要衝としても栄えておりました。また鎌倉時代より池鯉鮒宿としてもその名が知られております。今現在でも、江戸時代の東海道跡を見ることができる唯一の場所として、有名でもあります。

そんな歴史ある場所で、歌人在原業平が詠んだとされる歌は、今でも人々の心に残る和歌となっています。有名歌人が詠んだとされる、八橋でのカキツバタの開花時期や見頃は、いつ頃なのでしょうか?

カキツバタ 八橋 開花

八橋でのカキツバタの見頃は?

八橋のカキツバタは庭園に16もの池があり、5000平方メートルに美しく彩られたカキツバタが咲き誇っています。またカキツバタまつりと呼ばれるものが60年前より行われ、知立市では最も大きなお祭りとなっております。このお祭りでは俳句会はもちろん、お茶会や短歌の大会などもあり、毎年全国からの観光客が多く訪れてます。

この古い歴史のある八橋のカキツバタが、一番咲きそろうと言われる見頃の時期は、5月上旬となっており、それに合わせてお祭りが催されております。お祭りの期間は4月27日から5月26日までとなっており、この期間中であれば、いつでも美しい濃紫色のカキツバタを見ることができます。中でも一番咲きそうと言われている5月10日頃がもっともカキツバタの見頃時期と言われており、それに合わせてお出かけの際のスケジュールを組んでみてはいかがでしょうか。もちろんそれ以外でも優雅に咲き誇っているカキツバタは見られるので、ゴールデンウイークの予定に取り入れることもお勧めします。

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ですが、今年のカキツバタの状況が芳しくないため、再生に向けた取り組みが行われているとのことです。それでも再生中の中、ある程度は開花が見込まれたため、開花予想期間にあわせて、茶室などは行われます。いずれにしろ、お出かけの際は一度、確認の意味でもお問合せされることをお勧めいたします。

【まとめ】

この八橋のカキツバタ園の利用料は、基本無料となっております。ですが、カキツバタ祭りに合わせた五月中の土日、また祝日は有料でのご利用となっています。駐車場もありますので、ゴールデンウイーク中のご旅行の一つに、八橋のカキツバタを見にお出かけされてはいかがでしょうか。初夏にしか見ることのできないカキツバタが、独創的な雰囲気で出迎えてくれるかもしれません。