伊勢物語として知られている無量寿寺のカキツバタは、名勝地としても知られ、庭園には面積約13000平方メートルのカキツバタが植えられています。

毎年、全国あちこちから多くの観光客が訪れていますが、ではその美しいカキツバタを見るのに、一番良い時期はいつなのでしょうか?

カキツバタ 知立市 無量寿寺

知立市無量寿寺のカキツバタの開花時期とは?

濃紫色の花を咲かせる和風感あふれるカキツバタは愛知県の県花としても知られています。

無量寿寺内にあるカキツバタ祭りは60年に渡り続いており、歴史あるお祭りの一つです。このお祭りでは毎年約15万人もの人がこのカキツバタを見に訪れております。様々な展示会や演奏会などもあり、楽しいイベントが盛りだくさんで行われています。

そんな無量寿寺でのカキツバタの見頃は、4月末から5月上旬となっております。一般的に5月頃から開花し始めるカキツバタですが、無量寿寺では、他より早く見頃を迎える傾向があります。開花状況が心配な場合はお問合せされることをお勧めします。

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このお祭りでは日によっては屋台なども出るときもあり、夏のお祭りを前にちょっとしたお祭り気分を味わうことができます。

寺内を進むと約3万本のカキツバタが13000平方メートルの敷地に生息しており、その景色は見事な景観を表しています。またバリアフリー化もされていますので、お体の不自由な方や、車いすの方でも安心して見ることができます。また、寺内はさほど広さはありませんので、一時間もあればゆったりと見て回ることもできるので、他の観光地にも足を運ぶこともできます。

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【まとめ】

無量寿寺は、古くからの名勝として知られる在原業平が詠んだ歌が有名です。庭園には「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」の歌碑と業平像があり、より歴史を感じることができます。句頭に「かきつばた」がいれられたこの歌は、現代でも有名な歌として知れ渡っています。

山河富士とも呼ばれる村積山と逢妻川との借景した庭園は、格別の雰囲気を漂わせています。観光地の一つに、知立市の無量寿寺を訪れて見てはいかがでしょうか。