クリスマス近くなると、店先で鮮やかな色の花を咲かせるシクラメンを多く見かけます。

花色は赤、白、ピンク、黄、紫など様々です。やはり定番は赤でしょうか。花色によって品種が異なり、育て方に違いが出る場合もあるようです。

今回は、赤色の花を咲かせるシクラメンの品種について見ていきたいと思います。

シクラメンの品種で赤色といえば?

シクラメン 品種 赤

シクラメンは品種改良も数多く、花の色、形、咲き方など様々です。

最も一般的な赤は「バーバーグ」という品種で、茎も太く、花色も濃い赤です。「ブライトスカーレット」は「バーバーグ」と比べて茎はやや細いですが、鮮やかな赤色です。

「サーモンスカーレット」はやや薄めの赤色です。花びらがフリンジ系の「フリンジレッド」も若干薄めの赤色です。

花びらのふちに白い線が入っている「シルバーエッジ」は、濃い赤紫色です。また音楽家シリーズとも呼ばれる「バッハ」「ストラウス」「ラベル」などの品種も赤系です。

赤色といっても薄めから濃い赤まで様々です。花びらの形も品種によって異なっていますので、店頭で比較してみるのも、楽しいですね。

赤色のシクラメンの選び方

では赤いシクラメンを買いたいと思った時に、どの品種を買えばいいのでしょうか。そもそもシクラメンには花が大きく、室内で育てる一般的な「シクラメン」と、それに対し花が小さく耐寒性がある「ガーデンシクラメン」があります。

「シクラメン」は花が大きく華やかな印象を与えやすいと思いますので、プレゼントや室内でインテリアに使うといいでしょう。

上で説明したシクラメンは一般的な「シクラメン」です。ただし「シクラメン」はその分耐寒性耐熱性が弱く、庭植えにすると枯れてしまいかねません。

そこでお庭で育てる人にオススメなのが「ガーデンシクラメン」です。これはシクラメンを品種改良したもので、外で育てられる耐寒性と耐熱性を手に入れています。

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具体的な品種としては、八重咲きの「チモ魂」や、ボトリチスに強い「スカーレットコンパクト」などがあります。

プレゼントやインテリア用の「シクラメン」、屋外で育てる用の「ガーデンシクラメン」と覚えておくといいでしょう。

赤色シクラメンの花言葉は?

シクラメンの花言葉は「遠慮」「気おくれ」です。またシクラメンは花の色ごとに花言葉があるのはご存知ですか。

赤色は「嫉妬」、白色は「清純」、ピンク色は「内気」「憧れ」です。赤色の「嫉妬」の由来はなんでしょう。

シクラメンの赤の反り返った花びらが、炎の形に似ていることから燃え上がる嫉妬心を表しているとも言われています。

まとめ

いかがでしたか。シクラメンの赤い品種には様々な種類があり、耐寒性や大きさによって「シクラメン」と「ガーデンシクラメン」にも分けられるようです。

シクラメンを選ぶ場合は、色と種類の二つの観点から見ていくとおもしろいでしょう。