原産国は北アフリカの中近東地中海沿岸、そこは気温のとても低い地域、日本でも冬の女王と呼ばれ、冬に開花するお花・シクラメン。
暖かくなる夏前には咲き切って枯れてしまうシクラメンを夏超えさせる方法はあるのでしょうか?
今回は暑さに弱い冬の花・シクラメンを夏ごえさせる方法を調べて行きたいと思います!
シクラメンの夏越し方法とは?
夏の暑さに弱いシクラメンを夏ごえさせる方法は基本的には2種類の方法で行えます。
1つは『休眠法』、これは6月ごろから水やりを意図的に行わず、土を乾燥させ葉っぱをすべて枯らして球根だけにする方法。
2つ目は『非休眠法』、これは野外の涼しい場所で水やりと肥料をやり生育を行いながら休ませることなく夏を超えさせる方法です。
今回詳しくご紹介するのは、2つ目の『非休眠法』について考えていきます!
シクラメン夏を超えさせるための置き場所は?
シクラメンは高温にとても弱い植物です、そのため野外であれば軒下などの涼しい場所で西日などに当たらないように注意しながら、風通しの良い場所を選んで移動させながら管理します。
夏の病害虫から守るためにも数鉢ある場合は約15cmほどの間隔をあけて置いてください。
シクラメンを夏超えさせるための水やり方法は?
水やりは土が乾燥してから行い、底から水が出るくらいまで入れてください。
その際に受け皿がある場合はそこには溜めないようにしましょう、さらに水をあげるときには葉っぱや球根の中心部分に水がかからないように注意してください、病気になる可能性がります。
これらの作業に加え、肥料は月に1度ハイポネックスなどの液肥を薄めて行います、決して濃いものは与えないでください。
そして無事に夏を過ぎ9月になったら一回り大きな鉢に植え替えます、古い土を半分残して新しい用土を入れます、この新しい用土は腐葉土5に対して赤玉土4・パーライト1の割合で混ぜ、深植えはせずに球根が土から半分ほど出るくらいにするのがコツです。
暖房などは使用しない室内の日当たりの良い場所で管理してください。
まとめ
今回は暑さに弱いシクラメンを夏超えさせる方法を調べてきました。
『非休眠法』について詳しくご紹介してきました、冬の寒さには強く夏の暑さには弱いシクラメン、上手に行えば夏を超えることは可能です。
ぜひ一度頑張ってみてはいかがでしょうか?