カトレアを育てるうえで注意しなくてはならないことの一つに水やりがありますよね。特にカトレアなどのラン科は水やりのタイミングが難しいと思いませんか?
もともと湿気の多い場所で木に着生している植物なので湿気は多くしないといけないのでは、というのは大きな間違いなのです。
むしろ、少し乾燥気味にもしなくてはならないし、この見極めや判断というのは難しいものです。そうでなければたちまち根腐れを起こしてしまい、花は咲かないどころか株ごと腐ってきてしまいますので注意が必要です。
今回は、根腐れをしてしまった際の対処方法についてお話していきたいと思います。
カトレアが根腐れを起こしてしまったらどうしたらいいの? 復活はできるの?
カトレアは根腐れしやすい植物です。というのも、乾燥していると思っていても鉢の中にある水分が実は多く残っている場合もあり、そこにまた水を与えてしまうと株は苦しくなり酸欠状態になったあと、だんだんと根腐れしてしまうのです。
もし根腐れを起こしてしまったら、葉の部分が変色してくるかと思います。
茶色くなって腐った状態になってしまう、また黒く変色なってしまう、など葉に現れますので葉の状態をしっかり観察してあげることが重要ですね。
また、根腐れを起こしてしまった根の部分が黒く変色しているかと思いますのでその部分は取り外してください。
白い根は元気な証拠なので傷つけないようにしてくださいね。そして、きれいで元気な根を植え替えてあげてください。
根腐れしてしまった根は復活できません。黒くなったり、ぶよぶよしていたりしている根は廃棄してください。
しかし、先程も述べましたように白い根は元気ですので株の半分以上がその白い根だった場合植え替えた後はまた元気に復活していけるかと思いますよ。
まとめ
根腐れは水の与えすぎによるものが多いです。
カトレアは種類によっても異なりますが、乾燥と潤いの変化をつけてあげることが元気に育つポイントでもありますので是非、試してみてくださいね。
また、鉢に水受けはいりませんので、その点も覚えておいてくださいね。