ラバンディン系ラベンダーは、葉が灰緑色で幅広いのが特徴のスパイクラベンダーや、香りが良いのでクラフトに向いているラベンダーグロッソなど、花茎が長く見栄えがするラベンダーの種類です。
ではラバンディン系ラベンダーはどのように育てれば良いのでしょうか?
ラバンディン系ラベンダーの特徴も含めてご紹介します。
【ラバンディン系ラベンダーの育て方のポイントは?】
ラバンディンラベンダーは耐暑性と耐寒性に強く、花穂が大きく香りも強いのが特徴です。
ラバンディン系ラベンダーには、スパイクラベンダーやラベンダーグロッソをはじめ、アラビアンナイト、プロバンスラベンダーなどがあり、どれも香りが強いのでポプリやリース、押し花などのクラフト使用に向いています。
耐暑性はあるものの風通しは必要で、上にも横にものびのびと育つので気が付いたら1mくらいまでになっていたという事も。
そのため、梅雨時期もしくは夏前には剪定をしましょう。
剪定をする事で、風通しが良くなると共に、株を活性化させるので若返らせる事ができ、来年また元気に花穂を作る事に繋がります。
また、水やりも注意が必要なポイントです。
ラバンディン系ラベンダーは多湿を嫌いますので、土がまだ濡れているなら水やりは控えて大丈夫です。
乾燥気味にするようなイメージを持っていると良いでしょう。
また、土も水はけの良いものを使用すると多湿を避ける事ができます。
【ラバンディン系ラベンダーの剪定の仕方は?】
ラバンディン系ラベンダーは生長が遅いため、約3年で1m程の大きな株に育ちます。
ポット苗を購入して植えた場合、一年目の夏に剪定してしまうと生長が遅いために回復が厳しいので一年目は充実した苗を育てるためにも剪定はせず2年目以降に行います。
2年目は、梅雨や夏の高温多湿を避けるために夏前に刈込みや葉っぱをすいて剪定する事で風通しを良くします。
次にまた同じく2年目に2回目の剪定を行います。
暖地で育てている場合には12月初旬に、寒冷地の場合には4月に強い剪定を行います。
ここで強い剪定を行う事で、株の老化を防いで花芽を増やす事ができればこの年の夏にはたくさんの花を咲かせる事ができるでしょう。
まとめ
今回はラバンディン系ラベンダーの育て方のポイントや剪定の仕方についてまとめました。
ラバンディン系ラベンダーは、剪定をきちんと行えば比較的育てやすいラベンダーです。香りが良く摘み取った後にはクラフトにも向いていますので、ぜひラバンディン系ラベンダーを育ててみてはいかがでしょうか。