桔梗は東アジアの日当たりの良い草原などに自生している植物で、生育が旺盛、環境さえ整っていればどんどん成長します。
さてそんな桔梗ですが、もし花つきが悪くなったな・・・と思ったらそれは根詰まり(ルートバンド)かもしれません。
鉢の中で根が一杯になってしまっている状態です。
排水孔から根が伸びてしまい、土の乾きも早くなり生育にも影響が出てきます。
こうなると桔梗にとっては良くありませんので、植え替えが必要になります。
桔梗の鉢植えを植え替えする時に気を付けたい点と、植え替え時期についてお話していきますね。
桔梗の鉢植えを植え替えする時はココに気を付けましょう!
1、根が張っていたら刈り込んでから植え替えます。
桔梗を鉢から抜き出すと、白い細かい根が下の方でグルグル巻き付いていることがあります。
たくさん根が張っているときはほぐしてから植えましょう。
やりにくい時は、2~3箇所に切り込みを入れると作業がしやすくなりますよ。
太い根の部分に傷が付かないよう気を付けてくださいね。
2、地上部が枯れている時期に、株が増えていたら株分けをします株分けをする際は、
必ず翌年に伸びる小さい芽が付いているかを確認して、芽を付けたまま切り分けます。
鉢から出してみて、株が増えているようならば株分けをしましょう。
3.植え替えに使う用土はやや酸性気味になるように
桔梗は酸性気味の環境を好みます。
鉢植えの土は、花専用の培養土でも良いですが、自分で作るならば
(赤玉小粒5:鹿沼土2:腐葉土)の割合で混ぜた土を使います。
鹿沼土は酸性が比較的強いので、混ぜることで用土をやや酸性にすることができます。
4、今使っている鉢よりもひとまわり大きな鉢に植え替えます
植え替える時には、今まで使っていた鉢よりひとまわり大きく深めの鉢を用意しましょう
5、なるべく地表ギリギリに植えます植え替える時は地表ギリギリに植えてください。
深植えすると新芽が出にくくなります。
桔梗を植え替えするのに一番良い時期はいつ?
桔梗を植え替えする時期は、2~3月の新芽が出始める直前です。
鉢植えは育ちが良いので、毎年植え替えが必要になりますよ。
まとめ
桔梗の鉢植えの植え替えについてお話してきました。
根詰まりしていると思ったら、植え替えをしてあげましょう。
そうすることで来年もキレイな花を見せてくれると思います。