カラフルな色合いや美しいグラデーション模様が人気のチューリップ。自宅で育てたいという方も多いと思います。しかし、花壇が無い家庭や、アパートのベランダなどで栽培している方は、鉢植えでチューリップを育てることをお考えかと思います。
この記事では、チューリップを鉢植えにする場合の、鉢の大きさや深さについてご案内いたします。
【チューリップの鉢の大きさはどれくらい?】
チューチップは、隣の株との間隔を拳1~2つ分くらい空けて植えるといいと言われているので、鉢の大きさは植える株の数で選びましょう。鉢を置く場所の景観に合わせて、大きさや鉢の色を選ぶのも楽しいでしょう。
【チューリップの鉢の深さはどれくらい?】
チューリップの鉢の深さは、チューリップの根が十分に貼れるくらいの深さがあるものが良いとされています。鉢植えの場合は、鉢の中で栄養をすべて賄わなければならないので、30センチくらいの深さがあると安心でしょう。
プラスチック製の鉢が軽くて育てやすいので、ボリュームのある草姿になってくれます。
浅いプランターを使う場合は、球根一個分にかかる土の量を配慮し、左右の株間を十分にとってください。球根の数に対して土が少ないと、栄養が十分にいきわたりません。
鉢植えは花壇よりも水はけがいいので、土が乾いたらたっぷり水をかけるように心がけましょう。
使用する土ですが、チューリップはアルカリ性の土を好みますので、多くの植物が好む弱酸性の土を利用するとうまく育たない場合があります。他の植物を育てていて余った土を流用する場合は、弱酸性の土ではないかどうか確かめましょう。弱酸性の土をアルカリ性に傾けるには、苦土石灰を混ぜ込むという方法があります。土を流用する場合は混ぜてみてください。
また、チューリップ用に配合された培養土も市販されていますので、初心者の方はそちらを利用すると安心でしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回はチューリップの鉢の大きさや深さについてご紹介いたしました。
鉢を置く場所に合わせて鉢の大きさを選ぶのも大切ですが、チューリップ一株に十分なスペースと土を確保してあげることも大切です。景観とのバランスを考えて、チューリップによい環境を用意してあげてくださいね。