ハーブの中でも人気なラベンダー。園芸初心者にもおすすめです。初心者には特に季節や状況に応じて移動できる鉢植えが良いでしょう。ただし鉢植えの場合どんなサイズのものが良いのか。大きくなることを考えると悩むポイントかもしれません。またハーブはよく育つ為、実は大きく育てるよりも現状維持や小さく育てる方が難しいのです。お好みや用途にあった鉢植えを見つけましょう。

ラベンダー 鉢 選び方

ラベンダーの鉢植えの選び方

鉢植えを選ぶ際まず気を付けて頂きたいのが、ラベンダーが高温多湿では育たないという特性です。また耐寒性や耐暑性に関しては、鉢植えならではのメリットでもあるように置き場所を工夫できたり二重鉢にするなどすると、夏越し・冬越しの時期にも環境を整えやすく育てるのに安心です。

そしてそういった環境を考慮するためにも鉢植えはプラスチック製の物等通気性の悪い鉢は避けるべきでしょう。土が乾きにくく根腐れの原因になってしまいます。反対に素焼きの鉢は通気性がよい為土に熱がこもりにくいのでオススメです。

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ラベンダーの鉢植え、適したサイズは?

円柱形の鉢のサイズは「号」単位です。1号は直径(外径)3cm。ラベンダーを植える際は鉢のサイズを購入した苗ポットより1〜2サイズ大きい鉢、5~6号のものにするのが良いでしょう。小さいと根の成長を妨げることに繋がりますし、大きいと土が乾きにくく多湿状態を招き根腐れの原因になってしまいます。

また鉢の高さについてラベンダーは基本深めの鉢がおすすめです。しかし浅鉢でもかわりなく上手に育てることも十分に可能です。それでも初心者の方には、土の量が多い深鉢の方が育てやすいかもしれません。

【まとめ】

苗を鉢に植え付ける時期は、品種によって少し変わりますが3月下旬~5月または9月下旬~10月が良いでしょう。そして一言に鉢植えと言っても安価なものから高価なもの、プラスチック製や素焼き、陶器などさまざまです。ラベンダーを育てる際は基本高温多湿を避けられるものが良いので育っていくうえでの環境をきちんと整えられ成長を妨げない物を選び、生活の中にラベンダーを楽しく取り入れてみましょう。