花の形が愛らしくて人気のマーガレットですが、購入してすぐに、葉の下から枯れてきたということはありませんか? マーガレットは、実は高温多湿な日本では、育てるのは結構大変です。どうして枯れてしまうのでしょう。葉が枯れて、茶色や黄色になる原因を調べてみました。

 

マーガレットの葉っぱが茶色くなるのはなぜ?

マーガレット 葉っぱ 茶色

マーガレットの開花時期は春と秋です。6月から9月、12月から3月上旬には花は咲きません。マーガレットの生育適温は15℃から20℃くらいの間です。そのため、葉っぱが茶色くなるのは、気温に適応していない可能性があります。

鉢植えの場合は、夏は直射日光の当たらない、風通しのよい場所で管理しましょう。ガーデニングの場合は、よしずや遮光ネットで日陰をつくってあげましょう。また寒さにも弱いので、冬は霜に当たらないように、できれば日当たりのよい室内で管理すると安心です。

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マーガレットの葉が黄色くなるのは?

葉の下の方から黄色くなるのは、日光不足と風通しが悪いのが原因かもしれません。特に冬は寒風の当たらない、南向きの日だまりで管理しましょう。また、葉や枝が茂ってきたら、余分な枝を少しカットすることで風通しもよくなります。

枯れた花や葉はその都度、取り除いておきましょう。肥料も与えすぎると、葉っぱは黄色くなるようです。特に真夏は生育が止まるので、肥料はストップしても大丈夫です。

マーガレットを鉢植えしている場合は、根詰まりも考えられます。鉢の中で、根がパンパンになっていると、根が水や酸素を吸収できなくなり、下葉が黄色くなり枯れてきます。一回り大きい鉢に植え替えてあげましょう。

年に1回、春に花が咲く前に植え替えてあげるといいですね。水もやりすぎに注意です。土が乾いてから、たっぷりとあたえてください。土が常に湿っていると根腐れの原因にもなります。また、黄色く変色した葉は、元には戻らないので、なるべく早く取り除きましょう。

立ち枯れ病は水はけの悪い土で、30度以上の高温多湿が続くと発生します。葉が黄色くなり株全体の勢いもなくなります。土を乾かし気味にしておくことが大切だそうです。

病害虫によって葉に黄褐色の斑点があらわれ、これが拡大して黒褐色になり枯れていくこともあります。薬剤などで早めの対処が必要になるでしょう。

 

まとめ

マーガレットの葉が茶色や黄色に変色する原因を調べてみましたが、高温多湿を避けて管理してあげることが一番のようです。冬越し夏越しは鉢植えの方が管理しやすくおすすめです。

常に近くに置いて、株の状態を毎日観察してあげると良いですね。早めに対処することで、枯らさずにまた元気な花を咲かせてくれるでしょう。