ガーデニングはお好きですか?我が家でお花が咲くと嬉しいですよね。お野菜を育てている方も、実になる前に花が咲いて、その花はやはり可愛いものです。逆にガーデニングを始めたいけれど難しそうで、と悩んでいる方も方もいらっしゃると思います。

菊は育てやすい花というよりは少し手間がいる花になるかもしれませんが、その分花が顔を出してくれた時の感動はひとしおかもしれません。どんな植物でも肥料は大切です。人間もそうですよね。ここでは菊を育てていく上での肥料のやり方をご紹介します。

菊の肥料のやり方

菊 肥料 やり方

多年草で宿根草(しゅっこんそう)の菊は生命力が強くとても肥料を必要とする植物です。肥料はしっかり与えてあげましょう。肥料とひとことで言っても元肥、置き肥、追肥と与え方が違ってきます。順を追って紹介していきましょう。

菊の肥料とその割合

元肥:これは苗を植え付ける時に先に含ませておく肥料のことをいいます。当然ですが水はけの良い土であることが大切で、赤玉土(3〜4)、腐葉土(3〜4)、炭(1)が入った土を好みます。

またゆっくりと効き目が出てくる化成肥料を使うと良いと思います。今は菊用に適切な配合で調合されている土が販売されていますので、専用の土から始めることをお勧めします。

置き肥:これは植え付けの時に肥料が足りなくならないよう土の表面近くに補う肥料のことをいいます。乾燥肥料の油かすなどが一般的で根に触らない位置に置き肥をし軽く土をかけます。

油かすはチッ素成分で葉を育てる生育期にはいいのですが、開花期にはリン酸とカリウムの多い肥料に変えていきます。

追肥:これは、今必要な栄養を届けるための肥料のことをいいます。追肥には速効性の高い液体肥料を使用します。

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液体肥料は希釈して使用しますが、正確に希釈しなくては本当の必要量が与えられずせっかくの花が育たなくなってしまいますので気をつけましょう。

菊の肥料の与える時期

肥料の種類がわかったと思います。肥料は苗を植え始める5月頃から開花まで必要です。5月頃苗を植え始まる時には元肥を準備します。置き肥は植え付け後1ヶ月ほどしてから2〜3週間に1回定期的に与えます。

開花前にはリン酸の多い肥料に変えることを忘れないことが大切です。追肥の液体肥料は、植え付け後2〜3週間後から与えますが、摘心を行う前に元気をつけてあげなくてはいけないので摘心1週間前には与えておきます。そして開花まで1週間に1度与えていきます。

まとめ

いかかでしたか?どんな植物も肥料は大切ですが、特に菊のような宿根草は肥料がたくさん必要となります。栄養切れになってしまったらせっかく育ち始めた菊もどんどん元気が無くなってしまいます。春に苗を購入する時に肥料も必ず揃えましょう。

菊は小まめに肥料を与えたり、摘心をしなくては花数が増えないなどちょっと手間はかかりますが、その分育て甲斐のある花ですのでぜひチャレンジしてみてくださいね。