菊といえば秋の花なのですが、昨今は夏に咲く菊や遅くまで咲いている菊もあり、真冬以外は菊の花が楽しめます。
それでもやっぱり秋に菊を楽しみたい、という方に秋咲きの品種を紹介してみたいと思います。秋だと種類も多く選ぶ楽しみが増えますね。
秋に咲く菊の品種は?
菊の品種の分け方です。花の大きさや形で分ける方法、花の色で分ける方法、などがあります。大きさや形では大輪の花の中でも花弁の大きさで分けることができます。
花弁が針のように細く、先がくるんと丸まっている菊を見かけたことはないでしょうか。菊花展などに一輪咲きで出品されていたりします。
小さい花というと見栄えがしないみたいという印象がありますがそうではありません。菊花展では懸崖造りなどで見事な菊があります。
懸崖造りとは瀧が流れ落ちるような風情を菊の花で表現している鉢植えの菊のことです。大輪の花では表現できないような見事さですね。
菊の花の品種の名前は?
名前は改良した人が付けられるもので菊の花のイメージに合った名前が付いています。すべての名前をここであげているだけで字数がいっぱいになってしまうほどです。
名前よりも色や花弁の大きさ、花の大きさなどで分けて覚える方が早いくらいです。
菊の花の品種名を少し上げるとすれば
ある菊花専門の販売サイトで菊の名前を見てみました。
秋咲きの菊の名前です。
「源寿」「神徳」「花島」「すずめ」等々。
小花の方では「なつき」「ちかげ」「かんもも」「ミルスキ」「エミルダ」「セイグレップ」「セイマダム」等々、となります。
菊花展などで見られる大輪の花の名前だとこんなにも立派ですよ。
「精興層雲」「精興大成」「精興冠月」「精興恍月」「精興秋山」「精興愛慕」
頭に同じ名前が付くのは同じ場所か同じ人が改良したからでしょう。また違うサイトで見ると、違う名前が出てくると思います。
まとめ
栽培が容易で誰にでも親しまれる菊の花は園芸種が豊富です。菊花展の菊だけでなく、ガザニアやヒマワリなども菊の仲間です。身近に咲く菊は、庭がなければ鉢植えでもポットでも楽しめます。
毎年種を撒くヒマワリや株が何年も残るマーガレットなども、花の期間が長くて楽しいですね。