霜に当たるだけでもすぐに枯れてしまうマーガレット。
北海道のような寒冷地で、どのように管理すれば越冬できるのか、地植えと鉢植えでの育て方のコツを掴んで行きましょう。
マーガレットの育て方について。北海道での管理の仕方
マーガレットは、スペイン領カナリア諸島を原産地とし、温暖な地とは違い、四季がはっきりとしている日本では、その時々で工夫が必要になります。高温多湿も、耐寒性も低くて弱い植物なので、戸外に置くか、室内に置くかでも育て方や管理の仕方は変わります。
北海道での戸外での越冬は、まず無理だといいます。なぜなら、マーガレットは10度以下になってしまうと生育に障害が出てくるからです。
鉢植えにして室内管理をしましょう。日中での適温は20度くらいで、ガラス越しの日光浴が出来る場所に置きます。また、夜は10度~15度を保った場所へ置きましょう。暖かくし過ぎず、寒すぎない場所の確保が必要です。
北海道でのマーガレットの植える時期はいつ?
マーガレットを植える時期は、通常ですと暖かくなってくる3月~6月と夏の終わりの9月~10月が適期となります。お店に置いている苗は、根詰まりをしている可能性もあるので、ひとまわり大きな鉢を用意しておきましょう。北海道では植える時期が少しずれると思いますが、適切に行っていきましょう。
北海道でのマーガレットの越冬方法
マーガレットを北海道で越冬させるには室内管理が一番成功しやすいと言えるでしょう。先ほどでも記述したように、戸外での越冬はほぼ無理だといいます。どうしても外にしか置けないのであれば、防寒をしてあげましょう。寒風や霜などから株を守るために、株元に腐葉土などで覆う方法があります。
その後は、戸外にしても、室内にしても、水やりをしっかりやる事が大事です。冬の水やりは、やりすぎないように十分気を付けなくてはなりません。土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。無事に越冬できるかは、冬の管理の仕方で決まります。
まとめ
マーガレットは基本的に寒さにあまり強くない植物です。しかし、北海道のような寒い地域でも、性質を理解し適切な育て方をしていければ、次の年も花を咲かせます。上手に越冬させて、春を迎えたいですね。