昔は三色すみれといわれたパンジーですが、近年では豊富な品種が出来上がり、大きな花の者をパンジー、小さな花のものをビオラなんて呼んだりしていますが元をただせば四種の原生種から品種改良されてきた三色スミレなのです。
しかしこの頻繁な品種改良によって若干ではありますが、パンジーの中にも育てやすい品種と、手間がかかる品種が出来てしまったようです。そこで今回はパンジーのなかでも育てやすい品種をご紹介していきたいと思います。
パンジーのおすすめの品種
パンジーは育てやすい花なのでどれを選んでも花は咲くと思いますが、中でも育てやすいパンジーをご紹介しましょう。
パンジー、よく咲くスミレシリーズ、サカタの種が販売、よく咲くスミレシリーズは売れているパンジーで、花つきが良く株張りもとてもよく、冬の期間にもたくさんの花をつけてくれます。少し早い春が楽しめます。
パンジーピカソシリーズ、タキイ種苗が販売、花径約8cmの大輪の花を付けるパンジーです。多花性で花の期間が長く健康な品種、花首が伸びにくいので節間が短くなり、まとまりのよい姿になります。花色も豊富なシリーズです。
フルーナ、サカタの種が販売、これはビオラになりますが、小さな花をたくさんつけて大株に広がります。日毎に花の色を変化させる品種もあります。寒さに強く霜がおりても傷みにくいため、お手入れが簡単です。
ビビ、タキイ種苗が販売、こちらもビオラになります。ビビも丈夫で育てやすい品種です。花色も豊富なので寄せ植え等で活躍してくれます。
まとめ
パンジーは元々、育てやすい花ですが、冒頭にも書いた通り品種改良がたくさん行われているため、若干、育てやすい品種と手間がかかる品種とできてしまったようですが、元は強いパンジーですのでどの品種を栽培してもきちんとお世話をしてあげれば丈夫に咲きますので、品種が豊富なパンジーは自分だけの花を探すのにも、もってこいの花です。品種改良が盛んということは、忘れられる花も多いということなので、もしもあなたがお気に入りのパンジーを見つけたらなるべく早く購入することをお勧めします。