育てているパンジーの種を採取したい時、どんな方法を使っていますか?上手く種を採取できるとその種からまた新しくパンジーを楽しむことが出来るのでおすすめです。
今回はパンジーの種の採取時期や採取方法についてご紹介します。ぜひお役立てください。
パンジーの種を採取する方法とは
パンジーの種を取りたいと思ったら、まず花を咲かせて種をつけましょう。種を取る時期は5月頃がベストです。植え付けから1ヶ月後あたりの株が元気な時期に採取します。
パンジーの種は花が咲いた後、そのままにしておくと鞘がぷくっと膨らんできて中に種が出来始めます。
さらにそのままにしておくとだんだん茶色くなってきてパンパンに膨らみ最後には3方向に弾けて中から種が飛び出すのです。
小さな黒い種のパンジーの種が弾け飛んでしまうと見つけるのが大変なので、弾け前に鞘をティッシュで包むかネットをかぶせておきます。
かぶせるタイミングは、鞘が茶色くなってきた時期で、鞘が開くのは日中です。種が取れているのを確認したら茎ごと切ります。
無事に種を採取出来たら、小さな小皿などに乗せて乾燥させます。方法は、皿の上にティッシュをのせて1週間から10日の間、屋内の涼しい場所で乾燥させます。
その後、乾燥剤とともにジップロックなどに入れ、さらにタッパーなどの密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室でしばらく保管します。
ジップロックに入れた後に、品種などを買いておくと後々わかりやすいです。ですがパンジーは様々な品種の交配によって作られているので、種を育てても同じ花が咲くとは限りません。
まとめ
パンジーは暑さに弱いのでこぼれ種では育ちません。パンジーを楽しみたい方は種を採取して保管しておくことが大切なのです。
パンジーの種を採取する時期は5月頃で、鞘が弾けて種が飛んでいく前に鞘ごと包み、弾けた後に取ります。弾ける前に包むタイミングが大事で、タイミングを逃さないよう鞘の状態をよく確認するようにしましょう。
採取した種を蒔いて育てるとまた沢山の苗が育ち多くのパンジーが楽しめます。種から育てても同じ花が咲くとは限らないので、どんな花が咲くか想像しながら育てるのも楽しいですよ。