パンジーは花の持つ鮮やかな色合いが人気の花です。赤や黄色、紫、他にも様々な色彩を持ち、多くの品種が出回っています。花好きな人ならだれもが知っている有名な花なのですが今回は、パンジーの英語の読み方と、その意味についてご紹介します!
パンジーの英語の読み方について
パンジーは英語でPansyと読みます。パンジーはヨーロッパ原産の花で、江戸時代の末期にオランダから日本にやってきました。
パンジーという名前は、花の模様が人の顔に似ていることから名づけられたと言われています。ただ顔そのものではなく、人が首をかしげて考え事をしているような姿に似ているという由来があります。
そのかしげている様子から、「pensee」=パンセと名付けられました。「pensee」はフランス語で「考え」や「思想」を意味する言葉です。パンジーが日本へ来たばかりの頃は、パンジーの見た目から「人面草」や、花に蝶々が群がる様子から「游蝶花」などと呼ばれていましたが、だんだん英語の「pansy」が伝わっていき、パンジーと呼ぶようになったのです。
パンジーの英語の意味とは?
Pansyの意味は、「三色すみれ」「すみれ色」「濃い紫」という意味があります。「三色すみれ」は「さんしょく」ではなく「さんしき」と読みます。
何故、「さんしき」かというと、パンジーの花の色が、黄色、白、紫の3つの色を使った花が多いことからついたそうです。
西洋では、黄は「remembrance」(記憶)、紫は「You occupy my thoughts」(あなたのことで頭がいっぱい)、白は「thoughts of love」(愛の思い)と、色がそれぞれ違った意味を持っています。
また、西洋でのパンジーの英語の花言葉は、「think of me」(私を思って)、「memories」(思い出)、「merriment」(陽気さ)になります。「私を思って」というのは日本と同じ花言葉ですが、西洋の方がより思想という意味に近いようです。
まとめ
パンジーはもともとヨーロッパからやってきた花で、パンジーの見た目から連想される「思想」という意味を持つ「pansy」という名前が日本にも広まってパンジーと呼ばれるようになりました。パンジーは世界中で愛されている花なのですね。