バラ栽培の楽しみのひとつとして、好きな種類のバラを交配させて、自分だけのバラを作ることが出来るとされています。
バラの交配は比較的簡単に出来ると言われており、一般のバラ愛好家の方も、独自の種類のバラを栽培しているようです。そんなバラの交配方法について調べてみました。
バラの交配させる方法とは?
交配の方法はとても簡単で、交配種の花粉を筆などを使って、めしべに付けてあげるだけとされています。
受粉の確率を挙げたい場合や、花粉を付けた後に雨が降ってしまった場合などは、翌日にもう一回、花粉をめしべに付けてあげると良いようです。
花粉を付けたあとは、めしべに他の花粉が付かないようにカバーのようなものを被せて、交配種、交配させた日付をメモしておくと良いようです。
タグなどがあるとわかりやすいとされています。バラの種類によっては受粉しにくい品種もあるようなので、事前に花屋さんなどで確認しておくと良いかもしれません。
受粉がうまくいかない場合は、組み合わせる種類を変えてみると良いとされています。
バラの交配の歴史は19世紀から?
バラは5000年以上前から地球上に存在していたと言われています。古代ギリシャでは、貴族の間でその花の美しさや香り、王冠や薬用品としても用いられていたようです。
この時代のバラは数百種類しか存在していなかったようです。19世紀に入りナポレオンの妃、ジョセフィーヌという女性が世界中のバラを集め、初めて人工交配に成功したと言われています。
ジョセフィーヌはバラの魅力に惹かれ、フランスには20種類程度しかなかったバラを4000種類以上にまで増やしていったと伝えられてるそうです。
ジョセフィーヌの死後もフランスでは交配が続けられており、毎年、新種のバラが発表されているようです。
まとめ
バラの交配は花粉をめしべに筆などを使って付けるだけで良いようです。誰でも簡単にできるようなので、バラを育てている方は、自分だけの素敵なバラを作ってみてはいかがでしょうか。