バラは生育が難しい印象がありますが、鉢植え向けの品種もありプランター栽培に向いています。
マンションやアパートのベランダでも美しいバラを楽しめるというのは嬉しいですね。
今回はバラをプランターで育てる方法についてご紹介します。

バラ プランター 育て方

プランターを使ったバラの育て方のコツ

プランターでバラを育てるコツは2つ。
「プランター栽培に適したバラを選ぶこと」「場所とスペースを考えること」です。

・バラを選ぶ
まずはプランターで育てる苗を選びましょう。
バラには木立ち性、半つる性、つる性といった種類に分けられます。
プランター栽培に向いているのは木立ち性。
支柱が必要なく、横に広がらないのでコンパクトに育てられるのが特徴です。
ブッシュ・ローズや木バラとも呼ばれます。
つるバラを育てる場合には支柱が必要となります。
ミニバラなど小さなサイズに育つバラもあるのでスペースを考えながら好みのものを探してみてください。

・場所の確保
バラは日当たりがよく、風通しの良い場所を好みます。
育てる前に午前中たくさん日光が当たるスペースがあるかどうかチェックしておきましょう。
日光があまり当たらない場所に連日置いておくと病気になりやすくなってしまいます。
夏場は直射日光が強すぎるので半日陰を作る必要があります。

バラをプランターで育てるには植え方に注意

バラの苗をプランターに植え替えするには時期と植え方に注意が必要です。

・プランターに植え替えする時期
冬に接ぎ木して作られた新苗なら春から初夏、数か月間育ててある大苗なら真冬を避けた秋から春の間に植え替えを行います。

・植え方
用意するもの…苗、苗よりも一回り以上大きなプランター、培養土(バラ専用のもの)、ネット、鉢底石
プランターの底にある穴をネットで覆い、鉢底石を敷き詰めていきます。水はけを良くすることと害虫の侵入を防ぐ役割をしてくれます。
ネットは専用のものもありますが、排水溝用のネットでも代用ができます。
鉢底石の代わりに発泡スチロールを細かく砕いたものや木炭でも水はけは良くなります。
プランターに半分ほど土を入れ、苗をプランターの中心に置きます。その際根についた土は崩さないでください。
プランターの縁から下数センチのとこまで土を入れ、たっぷりと水やりを行います。
水やりが終わったら沈んだ分の土を足して完了です。
植え替え後一週間程度は肥料は与えないようにしましょう。

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プランターで育てているバラの肥料の与え方

バラは沢山の肥料を必要とします。
花が咲いている間と冬以外は月に1回液体の肥料を与えます。
庭植えと違い、プランターは肥料がないと栄養が一気に足りなくなってしまいます。
栄養が足りていないとしおれてしまうので、元気がない場合は活力剤を与えましょう。

【まとめ】

品種によっては初心者の方でも簡単にプランターでバラを育てる事ができます。
バラは室内でも育てることができますが1日最低でも3時間は日光が当たる場所に移動させてあげましょう。