真っ赤な葉が特徴的な、冬の代表ともいえる植物のポインセチア。
プレゼントでもらうことも多いポインセチアは、季節によって育て方が違うため、枯らしてしまう方も多いと思います。
せっかくのポインセチアを来年も楽しむために欠かせない作業が、剪定です。
今回はポインセチアの剪定時期とその方法についてまとめてみました。
ポインセチアを剪定は時期が重要です!!
ポインセチアはクリスマス頃から年明けで寒さが厳しくなる時期を迎えると、いくら室内で管理していても落葉が始まります。
ひどい場合は、上に葉が数枚残るか、全部落葉して棒状になってしまうことも。
こうなると、「枯れてしまった」と思いがちですが、慌てなくても大丈夫ですよ。
元々熱帯の植物のポインセチアは、日本の冬では休眠状態になり、春に向けて小休止します。
葉が落ちても根が枯れていない限り、春になると新しい芽が出てきます。
ただし、葉が落ちたままにしておくと上の方の枝から新芽が出て見た目にもバランスが悪く、しかも根が育ちません。
こうならないために、剪定してあげましょう。
ポインセチアの剪定は、時期がとても重要ですよ。
桜の時期が終わってから5月中旬にかけて(春の剪定)と、7月下旬から8月上旬の生育期(夏の剪定)の2回です。
冬の寒い時期は、切り口に霜がつくと枯れるので向いていません。
挿し木をしたい方は、早めの3月中(出来れば暖かく、霜がでない日)に剪定して挿し穂を成長させたほうが良いですね。
ポインセチアの剪定方法とポイント
それではポインセチアの剪定をしていきましょう。
やり方は簡単です!!
春の剪定は、生育が旺盛で枝が伸びるので、強めに剪定します。
株の根元から2・3節を残し、思い切って剪定してください。
1週間後には新芽が出てきますよ。
夏の剪定は、春の剪定の後に枝が込み入るのを防ぐために、バランスを見ながら枝の先端を弱めに剪定します。
枝が込み入りすぎると、ポインセチアの赤くなる部分の“苞”が大きくならないので、間引く感じで風通しが良くなるようにすると良いです。
夏剪定は暑すぎるとわき芽が出なくなる「芽とび」と呼ばれる症状を起こすことがあるので、剪定後はできるだけ涼しい所で管理してくださいね。
ポイントは
- 全体のバランスを見ながら、どの枝が伸びているか見極める
- 他より伸びている枝は、深めに剪定
- 葉は残さなくても大丈夫(夏剪定の場合は3~5枚程度は残してもよい)
の三点です。
まとめ
ポインセチアの剪定についてのお話でした。
今年ポインセチアを手に入れたなら、落葉後は剪定をして、毎年楽しめるようになるとうれしいですよね。
苦労して育てたポインセチアがクリスマスを飾れば、お部屋の雰囲気も華やぎますよ。
ぜひ試してみてください!!