ポインセチアの挿し木をした後に、その挿し木が上手くいっているのかをどこで判断したら良いでしょうか?
挿し木をした苗が鉢の上の方に植え付けられているとなかなか確認できませんよね。
ポインセチアの挿し木が成功したか失敗したかの判断方法は?
ついつい気になって、そのうち我慢出来なくて引っ張るとプッツリと根を切ってしまった・・・ということも良くある話です。
それを防ぐためには、挿し木の新芽が出ないうちは触らないことです!!
つまり、発芽した時が発根した合図ということですね。
発根すると苗は活動を再開しますので、それが発芽という形でわかりやすく現れます。
ただし、発芽したから大丈夫だと満足せず、ある程度は辛抱して見守りましょう。
直ぐに植え替えたりすると、途端に枯れてしまうこと。
挿し木は辛抱が肝心ですよ!!
もしもポインセチアの挿し木から根が出ない場合は
ポインセチアに限らず、植物を挿し木で増やす機会は多いですよね。
挿し木で上手く根が出ない場合はいくつかの原因があります。
まずは使用する用土の問題です。
用土に病原菌がいたり、養分が多すぎると、根が出にくくなり最悪枯れてしまうので、腐葉土や肥料を加えた土は挿し木にはあまり向いていません。
挿し木に向いている土は、病原菌がいない・粒が小さく保水性がある・養分が少なめ、の条件を満たすものです。
ピートモスやバーミキュライト、鹿沼土、パーライト等を配合することで挿し木に向いた土を作れます。
そうは言っても自分で配合するのは面倒ですよね。
そんな時は市販の挿し木や種まき用の培土がオススメです!
次に、発根促進剤に上手使えていない場合です。
発根促進剤は大きく分けて2つの種類があります。
ひとつめは根を「生やす」ことがメインの『植物ホルモン剤』と、根を「元気にする」ことを目的する『活力剤』のふたつです。
植物ホルモン剤は挿し木の初期で使うと発根に効果的で、活力剤は生育期に使う根が元気になり栄養の吸収を促します。
市販の発根促進剤で、ルートンとオキシベロンは『植物ホルモン剤』、メネデールは『活力剤』です。
『植物ホルモン剤』で発根を促し、『活力剤』で株を元気にするのが、挿し木を成功させる秘訣ですよ。
まとめ
手間をかけて挿し木をするなら、なるべく多くの挿し木が発芽してほしいですね。
ちょっとしたことに気をつけるだけで発芽・発根率は上がります。
最近は定番カラー以外にも沢山のポインセチアが出回っていますから、挿し木を上手にできれば増やすこともできますよ!!